~ホットヨーグルトのシナモンのせ~

「ホットヨーグルトにはどんな効果があるの?」
「ヨーグルトの温め方が知りたい!」



こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^

ヨーグルトって普通は冷やしたり凍らせたりして食べるので、わざわざ「温めよう」なんてなかなか思わないですよね。
むしろ温めたヨーグルトは美味しくなさそうって思う人は多いはず。

でもこれが意外や意外!
温めたヨーグルトは冷えたものより美味しいし、なにより温めたほうが体にもいいんですよ(実際、私もホットヨーグルトにしてからのほうが体に変化がありました^^)


とはいえ、ホットヨーグルトは世間ではまだあまりポピュラーじゃありません。

なので今回はまずあなたにホットヨーグルトの良さを知ってもらうために

  • ヨーグルトを温めて得られる効果
  • ヨーグルトの温め方

についてお話ししようと思います^^

ぜひ最後まで見て、あなたもホットヨーグルトを試してみてください!
きっと「今度からホットヨーグルトにしよ~」って思うはず♪


ということで、さっそくヨーグルトを温めたときの効果から見ていきましょう。


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ヨーグルトは温めたほうがいい!ホットヨーグルトの効果4つとは?


ヨーグルトにダイエット効果や美肌効果があるというのはもう有名な話ですよね。

たしかにヨーグルトには嬉しい効果があるんですけど、実は冷えた物より温めたもののほうがよりダイエットや美肌に繋がりやすいんですよ。

なぜなら、ヨーグルトを温めることで下の4つの効果が得られるから^^

ヨーグルトを温めると得られる効果 4つ
  1. 胃腸が冷えない
  2. 吸収率が落ちない
  3. 乳酸菌の働きを良くする
  4. 食べやすくなる


たぶんこのままだと「この効果のどこがダイエットと美肌に関係しているのか分からない」って思うと思うので、ここからはそれぞれの効果についてもう少し詳しくお話ししていきますね。

まずは1つ目の効果「胃腸が冷えない」についてです^^

ホットヨーグルトの効果その1:胃腸が冷えない

そもそも人間の胃腸が一番よく働くのって、内臓の温度が37~38度くらいのときなんですよ。

つまり、それ以下の温度だと働きが悪くなるということなんですよね。

だから冷たいものって控えたほうがいいんですが…そのままのヨーグルトってもちろん冷たいじゃないですか^^;
それを毎日食べるということは、そのたびに胃腸を冷やしているということで、これって体には良くないんです。


なぜなら、胃腸が冷えると

  • 免疫機能の低下:ウイルスや細菌に感染しやすくなる
  • ぜん動運動の低下:便秘になる(吹き出物ができたりダイエットの妨げに)
  • 内臓脂肪の増加:冷える胃腸を守ろうと、体が内臓に脂肪をつける(ダイエットの妨げに)

などを起こしてしまうから。

これだとせっかくヨーグルトにダイエットや美肌の効果があっても意味がないですよね。

しかも驚くことに、胃の温度って1度下がると約6時間かけないと元の温度に戻らないんですって!
それに、冷えた胃腸を温めるために全身から血液が集められるので

  • 手先や足先が冷える
  • (栄養が行き渡らなくて)薄毛や肌荒れになる

なんてことも!

すえさやすえさや

あなたもアイスを食べて手足の先が冷えたり急に寒くなった経験があるのでは?
それは冷えた胃腸を温めようと血液が集められた証です。

でもホットヨーグルトなら胃腸を冷やすこともないし、そのほうがヨーグルト本来のダイエットや美肌効果も得やすくなるでしょう。

ちなみに私は夏の暑い日以外はヨーグルトを温めるようにしました^^
もともと寒くなってくると便秘になりがちな体質なんですけど、そのまま食べていたときに比べるとホットヨーグルトにしてからのほうがすいぶん便秘になりにくくなりました。

なので、体のことやヨーグルトの効果のことを考えるならホットヨーグルトのほうが個人的にはおすすめです^^


ということで、ホットヨーグルトの効果1つ目についてのお話はこれでおしまい。
お次は2つ目の効果「吸収率が落ちない」についてお話ししていきますね。

ホットヨーグルトの効果その2:吸収率が落ちない

先ほどの章で「内臓の温度が下がると働きが悪くなる」と話しましたが、働きが悪くなるというのは腸のぜん動運動が鈍くなるだけではありません。

胃腸が冷えることで血流が悪くなり、

  • 消化が上手くできなくなる
  • 栄養の吸収が悪くなる
  • 消化不良による下痢になりやすくなる

などが起こり、これが頻繁に起こると栄養不足に繋がってしまいます(美容や健康のために食べているヨーグルトで栄養不足になるって…もったいなさすぎ^^;)

でも温かいものなら胃腸の働きを邪魔しないし、ヨーグルトに含まれている栄養素もしっかり吸収してくれますよ。

すえさやすえさや

ヨーグルトを食べるとお腹を壊してしまう場合や、寒い季節にヨーグルトを食べるときは温めて食べてみましょう。
お腹を壊しにくくなったり、食べたあとの寒さにおそわれなくなります^^

ということで、ホットヨーグルトの効果2つ目についてのお話でした。
お次は3つ目の効果「乳酸菌の働きを良くする」についてお話ししていきますね。

ホットヨーグルトの効果その3:乳酸菌の働きを良くする

ヨーグルトには乳酸菌が含まれていますが、乳酸菌がよく動く温度って20~40度なんですよ。

つまり冷えたヨーグルトって乳酸菌の働きがにぶいんです(販売するのに発酵が活発だと困るから、冷やして発酵を抑えているので仕方ない)


今は生きて腸まで届く乳酸菌の入ったヨーグルトがあるけど、あまり働いてくれないんじゃもったいないですよね。
だから乳酸菌の働きを良くするためにもホットヨーグルトがおすすめです^^

温かいヨーグルトなら乳酸菌も動きやすく、腸でもよく働いてくれるようになるので、腸内環境の改善も実感しやすくなりますよ。


ただ、乳酸菌はものによっては50度以上になると菌が死んでしまうので温め方が大事になります^^;

温め方はまた後ほどお話しますが、乳酸菌はたとえ死んでしまったとしても腸内で善玉菌のエサになるので無駄にはなりません。ご安心を。


ということで、ホットヨーグルトの効果3つ目についてのお話でした。
お次はいよいよ最後、4つ目の効果「食べやすくなる」についてお話ししていきますね。

ホットヨーグルトの効果その4:食べやすくなる


ヨーグルトを温めるってなんかクサそうだしマズそうって思ってませんか?(まぁ私も最初は思っていましたけど^^;)

でもヨーグルト、温めてみてください。たぶん軽く驚くと思いますよ。
私は驚いたんですが、ヨーグルトって温めたほうが食べやすくなるんですね。特に酸味が目立つ「プレーンヨーグルト」が。

プレーンヨーグルトって糖分が少ないからダイエットにいいけど、そのままだと酸っぱくて果物とかハチミツとかとりあえず甘みを足しちゃいがちですよね。

でも温めるとあら不思議。
冷たいヨーグルトに比べて

  • ミルクの香りがたつ
  • 酸味が控えめに、ほのかな甘みを感じられる
  • もったりとしたコクが強くなる
  • まろやかな舌触り

になって、そのままだと苦手…という人でも美味しく感じられるんです♪(私の夫がそうでした)

この「そのままでも食べやすい」というのはダイエット目的でヨーグルトを食べている人にとってはかなり嬉しい効果ですよね。

糖類を入れなくてもシナモン・きなこ・黒ゴマなどをかければ香りも良くなってさらに美味しくなるのでおすすめですよ^^

すえさやすえさや

ちなみに私が好きなのは「シナモン」。
毛細血管が丈夫になって血流が良くなる効果があるので

  • 美肌
  • 薄毛予防
  • 冷え性改善
  • ダイエットサポート

なども期待できます^^

ということで、ホットヨーグルトの効果についてのお話はこれでおしまい!

どうです?
ここまでのお話でホットヨーグルトを試してみたくなりました?

気になったならぜひ次にお話しする温め方でホットヨーグルトを作って食べてみてくださいね。


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温めすぎ厳禁!ヨーグルトの温め方とは?


ヨーグルトの温め方は

  • 湯せん
  • 電子レンジ
  • お湯と混ぜる

という3つの方法があるんですが、それぞれにメリットとデメリットがあります^^;

なのでこれからそれぞれの温め方についてお話していくので、ぜひお好きな方法を選んでください。
ではさっそく、1つ目の温め方「湯せん」についてお話していきますね。

ヨーグルトを温める方法その1「湯せん」

  1. ヨーグルト(100g)を底の深い耐熱皿に入れる
  2. ボウルに60度くらいのお湯を入れて、1を湯せん
  3. 全体の温度が均一になるようにヨーグルトを混ぜ、5分くらいしたら完成


この温め方のメリットはずばり「乳酸菌が死なない」というところ。

ほかの温め方だと

  • 電子レンジ:マイクロ波によって乳酸菌がいくらか死んでしまう
  • お湯と混ぜる:お湯が高温だった場合、お湯を入れた瞬間いくらか乳酸菌が死んでしまう

というデメリットがあるんですが、湯せんなら乳酸菌が死ぬことはありません。

ただ!湯せんって「猛烈に面倒くさい」んですよね。

というのも、冷蔵庫に入っていたヨーグルトって温めるのにかなり時間がかかるんですよ…。
しかも温まるまで混ぜ続けないとダメだし^^;

簡単にすぐホットヨーグルトを作りたいってときに湯せんは向きません。
なので「とにかく乳酸菌を大事にしたい」ときに湯せんをして、簡単に食べたいときは次の方法がおすすめです^^

ヨーグルトを温める方法その2「電子レンジ」

  1. ヨーグルト(100g)を底の深い耐熱皿に入れる
  2. ラップをせずに電子レンジで温める(500wなら1分、600wなら40秒)
  3. 温め終わったらスプーンで混ぜて完成


湯せんは5分もかかったのに、電子レンジなら1分以内にできる!
なんて素晴らしいのか!と思うけど、電子レンジだとマイクロ波によって乳酸菌がいくらか死んでしまいます^^;

でも乳酸菌は死んでしまっても腸内で善玉菌のエサになるので、全くの無駄というわけではありません。

大事なのは毎日継続することなので、洗い物が最小限で済む、完成までの時間が早い、手間なく作れる電子レンジも私はおすすめかな。

すえさやすえさや

ちなみに、ヨーグルトは温めすぎると分離してしまうので気をつけましょう。

電子レンジは温めムラで部分によっては高温になったりするので、温めている最中は目を離さないようにするか、最初に水を少し混ぜておくと安心です^^

それとこれはホットヨーグルトをそのままドリンクとして飲みたいときにおすすめなんですが「お湯を入れる」という方法もあるんですよ。

ヨーグルトを温める方法その3「お湯を入れる」

  1. 水100ccを60度くらいに温める
  2. ヨーグルト(100g)をコップに入れる
  3. お湯をヨーグルトに入れてよく混ぜたら完成


ヨーグルトドリンクを作るとき水で割ることがあると思いますが、それをお湯に変えることで簡単にホットヨーグルトドリンクを作ることができます^^

…が、お湯が高温だった場合は乳酸菌が死んでしまうので気をつけて沸かさないといけません。それがちょっと面倒ですよね。

でもホットヨーグルトを飲む場合は水を混ぜてから温めるより、お湯で割ったほうが手っ取り早いのでドリンクにしたいときはこの方法がおすすめですよ。


ということで、ここまでホットヨーグルトについていろいろ見てきました。
最後に要点をまとめておくので、もう一度ふり返っておきましょう。

まとめ

  • ヨーグルトを温めると得られる効果4つとは
    1. 胃腸が冷えない
    2. 吸収率が落ちない
    3. 乳酸菌の働きを良くする
    4. 食べやすくなる

    である。

  • ヨーグルトの温め方には
    1. 湯せん
    2. 電子レンジ
    3. お湯と混ぜる

    という3つの方法がある。


私は基本的に寒くなる秋~冬にはホットヨーグルトを食べているんですが、正直なところ何回やっても「湯せん」は面倒だと感じてしまいます(笑)

だから私は

  • 夏場はそのままのヨーグルトを食べる(そのあとお湯を飲んで冷え対策)
  • 冬場は電子レンジと湯せんを交互にする

ことにしました。

たしかに電子レンジを使うと乳酸菌は死んでしまうけど、腸内の善玉菌のエサになるので無駄にはなりません。
それよりも大事なのは、いかにヨーグルトを続けるか…。

だからあなたも、自分にとってラクな方法でホットヨーグルトを食べてくださいね♪


あ、そうそう!
今回はヨーグルトを温めることについてお話ししましたが、反対に冷やすとどうなるのか気になる人も多いのでは?

こちらではヨーグルトを冷凍するとどうなるのかお話ししているので、気になる人はどうぞ^^
ヨーグルトを冷凍したら乳酸菌はどうなる?保存方法&期間も紹介!

ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
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