~我が家の発酵調味料の一部~

「発酵調味料の選び方を知りたい!」
「食品の原材料名にある発酵調味料との違いは?」



こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^

体にいい発酵食品を取り入れたいけど、飽きがきて続けられるか心配…という人は多いはず。

そんなあなたにおすすめなのが「発酵調味料」♪
調味料だから何も考えずに毎日使うことができるし、使い方もいろいろあって飽きとは無縁なんですよね。

すえさやすえさや

今ではたくさんの発酵食品を食べている私も、最初は調味料から取り入れました!

ただ、発酵調味料って正しく選ばないと発酵ならではの効果が半減、または全く得られないことがあるんですよ^^;

なので今回は、あなたが本物の発酵調味料を使えるように選び方についてお話ししていきますね。

また「食品の原材料表示でよく見かける発酵調味料」についても見ていくので、最後までお楽しみに。


それではさっそく発酵調味料の選び方…の前に、発酵調味料とは何なのかをまず知っておきましょう( *´艸`)


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そもそも発酵調味料って何?


発酵調味料とは、その名前のとおり発酵させて作った調味料のこと^^

たとえば和食に欠かせない

  • 味噌
  • 醤油
  • お酢
  • みりん

なども発酵調味料だし、一時期ブームになった塩麹や醤油麹なんかもここに入ります。(ほかにもナンプラーだったり発酵調味料は意外と多い!)

そんな発酵調味料は「発酵」のおかげで健康効果や美容効果があるんですが、残念なことに販売されている商品の全部が健康にいいわけじゃありません。

世の中には健康効果も美容効果も半減もしくは無い「偽物発酵調味料」がたっくさん出回っているんですよね。


ではなぜ、同じ発酵調味料なのに効果や栄養に差がでてしまうのか…。
それは発酵調味料を作るときの材料に余計なものが入っていたり、材料自体が違っていたりするから。

だからせっかく発酵調味料を使うなら、なるべく良いものを選ぶようにしましょう。

「本物の」発酵調味料の選び方はとても簡単!

~原材料を見てみよう~

発酵調味料の選び方はとっても簡単で、ポイントは「原材料が簡単なものを選ぶ」ことです^^

原材料を見ると何か分からないものが入っていたり、カタカナのものが入っていたり…こういうものは本物の発酵調味料じゃないことが多いので選ばないようにしましょう。


1番いいのはその発酵調味料がどうやって作られているのかを知っておくことなんですけど、最初のうちはよく分からないですよね^^;

なので、よく買うであろう発酵調味料4つ

  • 味噌
  • 醤油
  • お酢
  • みりん

についてはここで軽くお話するので、ぜひ参考にしてみてください♪

それではさっそく「味噌」の選び方から見ていきますよ~。

発酵調味料「味噌」の選び方

味噌は蒸したり茹でたりした大豆に塩と麹を混ぜて、発酵させて作ります。
混ぜる麹には米麹・麦麹・豆麹と種類があって、使う麹によって米味噌、麦味噌、豆味噌が別れるんですよね。

たとえば、

  • 米味噌→大豆+米麹(米に麹菌をつけたもの)+塩
  • 麦味噌→大豆+麦麹(麦に麹菌をつけたもの)+塩
  • 豆味噌→大豆+麹菌+塩

という感じに^^

ちなみに「合わせ味噌」は、味噌や麹を2種類以上使って作られたもので、

  • 米味噌+麦味噌(違う種類の味噌を混ぜたもの)
  • 米麹+麦麹(違う種類の麹を使うもの)

が合わせ味噌になります。


なので味噌を選ぶとき、原材料は「大豆・米(または麦)・食塩」のみのものがGood!

も~っとこだわるなら大豆や米は無農薬で、食塩は天日塩などの自然塩(ミネラルが多い)がより良いでしょう。

すえさやすえさや

それと栄養面にこだわるなら「豆味噌」がおすすめ!
全体的に栄養が米味噌や麦味噌に比べて高いので、効率よく栄養を摂ることができますよ♪

こちらの記事も参考にどうぞ

★豆味噌と他の味噌の栄養の比較を知りたいなら
味噌の栄養と効果5つとは?マニアおすすめの味噌の種類はコレ!
★味噌の種類と使い分けについて知りたいなら
味噌の種類の違い3つとは?使い分けの方法を7つの味噌別にご紹介!


さて、味噌の選び方はここまで!
お次は「醤油」の選び方を見ていきましょう。

発酵調味料「醤油」の選び方

醤油は蒸した大豆・小麦・麹(小麦から小麦麹をつくる)・塩水を合わせて発酵させ、その発酵させたもの(もろみ)を絞って作ります。(絞って出てきた液体が「醤油」)

材料には米を使う場合もあるので、醤油の原材料は「大豆・小麦・米・食塩」のみのものを選ぶようにしましょう。

また、材料は国産のものだとより安心ですね。


ちなみに私はいつも「フンドーキン 生詰無添加 丸大豆生しょうゆ」を使っています。


ちなみにフンドーキンさんには無添加の味噌もあるので、味噌の原材料を見るのが大変だったら「フンドーキン 無添加味噌」を選ぶのもあり^^

ということで、醤油の選び方はここまで。
次は「お酢」の選び方を見ていきましょう。

発酵調味料「お酢」の選び方

お酢は種類によって原材料がバラバラですけど、基本的にお酢の名前と原材料は同じ…ということを覚えていれば、選び方はとても簡単!

例えば

  • 米酢なら、材料は米のみ
  • 玄米黒酢なら、材料は玄米のみ
  • 果実酢なら、材料はその果実や果汁のみ(例:りんご酢なら、材料はりんごやりんご果汁のみ)

という感じになります。

★穀物酢やバルサミコ酢などの選び方については、こちらをどうぞ
お酢の種類の違いとは?マニアが使い方&選び方を紹介します!

お酢の選び方は発酵調味料のなかでも分かりやすく簡単なので、1番本物に変えやすいんですよね。
なので、次にお酢を買うときはぜひ本物に変えてみてくださいね。


ということで、お酢の選び方はこれでおしまい^^
お次は「みりん」の選び方を見ていきましょう。

発酵調味料「みりん」の選び方

みりんは蒸したもち米・米麹・醸造アルコール(焼酎)を発酵させ、その発酵させたものを絞って作ります。(絞って出てきた液体が「みりん」、絞り粕は「こぼれ梅」)

なので、みりんを選ぶとき原材料は「もち米・米・醸造アルコール(焼酎)」のみのものを選ぶようにしましょう。


とはいえ、お店に並んでいるみりんの中から本物のみりんを選ぶのってちょっと大変なんですよね^^;
「お酒」扱いになるからなのか、商品の数が少なくてお店によっては置いていないところもあります。

ちなみに私が使っている本物のみりん「三河みりん」は、スーパーに置いてあったので一度探してみるといいかもしれません。

「三河みりん」は原材料が全て国産(しかもどこの県のものを使っているのか記載)だし、甘みやツヤも余分なものが混ざっているものに比べたらもう全然違うのでおすすめです。


ということで、ここまで発酵調味料の選び方について見てきました。
…が、コンビニ弁当や冷凍食品、レトルトなどの食品の原材料にもたまに「発酵調味料」と書かれているものがありますよね。

「発酵調味料だから体にいいもの!」と思ってしまうかもしれませんが、本物の発酵調味料と食品の原材料に書かれている発酵調味料って実はちょっと違うんです^^;

なのでここからは食品の原材料に表示されている発酵調味料についてお話ししていきましょう。


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食品の原材料に表示されている「発酵調味料」とは

食品の原材料を見てみると、たまに書かれている「発酵調味料」。
似たようなもので「発酵調味液」や「発酵風味料」というのも見かけますよね。

それぞれ「発酵」とついていますが、

  • 発酵調味料(発酵させて作った固形物やそれを粉末にしたもののこと)
  • 発酵調味液(発酵させて作った液体のこと)
  • 発酵風味料(発酵食品っぽい味付けにするために使われるアミノ酸などの材料のこと)

となっていて、ちょっとずつ違いがあります。

発酵風味料は発酵食品っぽさを出すためのものなので別物ですが、発酵調味料と発酵調味液は発酵させて作ったものなので、一見体には良さそうですよね。

ですが、本物の発酵調味料と食品に使われている発酵調味料は違うんです。


たとえば食品の原材料に表示されている発酵調味料がもしも「みりん」だった場合。

本物のみりんは、もち米・米麹・醸造アルコール(焼酎)で作られるのに対し、食品に使われる発酵調味料のみりんになると、ここに糖類や食塩などが入ってきます。

また、お米のかわりにトウモロコシを使うこともありますし、本物のみりんとは栄養が(当然ながら効果も)違ってくるんですよね。

ほかにも本来の発酵調味料には使わない

  • ブドウ糖
  • 香料
  • 酸味料

などを入れていることも多く、本物の発酵調味料とは言えません。

また、発酵調味料や発酵調味液とざっくりしか書いてくれていないので、本物の味噌なのか、味噌っぽい何かなのか…とりあえず何を使っているのかも分かりません(まれに何の調味料を使っているのか記載してくれているものもある)

なので、食品の原材料を見て「発酵調味料」と書いてあったとしても健康にいいとは思わないようにしましょう。
本物の発酵調味料とは別物なので。


ということで、ここまで発酵調味料について見てきましたが、最後にお話ししたいことがあるのでもう少しお付き合いくださいね。

まとめ

  • 発酵調味料の選び方のポイントは、原材料が簡単なものを選ぶこと。
    1. 味噌なら原材料は「大豆・米(または麦)・食塩」のみのもの
    2. 醤油なら原材料は「大豆・小麦・米・食塩」のみのもの
    3. お酢なら原材料はお酢の名前と同じもののみのもの(例:玄米黒酢の場合、材料は玄米のみ)
    4. みりんなら原材料は「もち米・米・醸造アルコール(焼酎)」のみのもの
  • 食品の原材料に表示されている発酵調味料は、一応は発酵させて作った調味料。
    ただし本物の発酵調味料とは材料が違っていたり、添加物が入っていたりする。


今回は味噌・醤油・お酢・みりんの4つの発酵調味料にしか触れていませんが、豆板醤とかコチュジャンとかナンプラーなんかも発酵調味料です。

ぜひ一度、自分が今使っている発酵調味料の原材料を見てみてください^^
きっと「これもこれも余分なものが入っているぅぅぅ!!」って驚くはず(笑)

すえさやすえさや

実際、私もそろえる前はほとんど全て添加物もりもりの発酵調味料を使っていたので…^^;

本物じゃない発酵調味料は次に買うときに本物に変えてみる。
こうするだけで簡単に発酵食品を取り入れることができますよ♪

良い発酵調味料はやっぱりお値段がちょっと高いですが、香りや美味しさがぜんぜん違うので料理の味もワンランクアップすること間違いなし( *´艸`)

ちなみに発酵調味料にどんなものがあるのか分からない場合は、こちらを参考にしてみてくださいね。
発酵食品が124種類も集合!マニアおすすめの毎日摂れる食品とは?

ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
  • ゲームも好き
  • 韓国語の勉強中

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