「納豆を冷凍、解凍して菌や栄養は大丈夫?」
「美味しさを損なわない冷凍方法と解凍方法が知りたい!」


こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^


「冷凍保存」は冷蔵よりも長く保存できるので、とっても重宝しますよね。
納豆が安いときにまとめ買いして冷凍しておけば、お財布にも優しいし!

すえさやすえさや

ちなみに私も多いときは一気に1つ3パックまとめを5つ(計15パック)くらい買うので、そのときは何パックか冷凍保存するようにしています♪

ただ、冷凍は便利だけど「冷凍 = 栄養が壊れる」のでは…と心配にもなりません?

「このままじゃ安心して納豆を冷凍できない!」ですよね^^;

なので今回は、納豆を冷凍したとき

  • 納豆菌はどうなるのか
  • 栄養は壊れるのか(壊れた場合どの食材で補えるのか)
  • 冷凍&解凍方法

についてお話ししていこうと思います♪
最後まで読めば、あなたも安心して納豆を冷凍できるようになるはず!

ということで、さっそく「納豆を冷凍や解凍したときに菌&栄養はどうなるのか」を見ていきましょう^^


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納豆を冷凍&解凍して菌や栄養は大丈夫なの?

納豆を冷凍すると「納豆菌」はどうなるのか

納豆といえば「納豆菌」!
腸内環境を良くしてくれる効果があるし、冷凍で死んでしまわないか心配ですよね^^;

でも、ご安心を!
納豆菌はものすごく強い菌なので、冷凍しても死にません

すえさやすえさや

ちなみに、納豆菌は加熱しても死にません( ゚Д゚)ビックリ

熱にも冷たさにも強くてしぶといせいか「味噌を作るときは納豆を食べるな」と言われるくらい(笑)

しかも納豆菌って冷凍していても20度…つまり解凍するとまた活動しはじめるというね…本当にもう最強なのでは?というくらい強い菌なんですよ。

だから納豆は冷凍&解凍しても、かき混ぜると糸をひきます^^
ちゃんと納豆のままなので、納豆菌に関しては何の心配もしなくてOK


でも、栄養に関してはそうもいかないんですよね…。

納豆を冷凍すると「栄養」はどうなるのか

「納豆菌」は冷凍してもなんのダメージも負いませんが、栄養は残念ながらいくつか壊れてしまうものも。

実は水溶性のビタミン(例えば「ビタミンB群」や「ビタミンC」など)って、冷凍・解凍をすると納豆の組織から流れ出てしまうんですよね。

だからもともとの納豆の栄養に比べると、どうしても栄養の量は減りがちに…。


とはいえ!
私たちは納豆以外にも物を食べています^^

なのでバランスの良い食事をしていれば、冷凍納豆の壊れたぶんの栄養くらい簡単に補給することができるしそんなに気にしなくても大丈夫!

参考までに

  • 納豆を冷凍して壊れる栄養素
  • それを補える食品

をまとめておくので、解凍した納豆を食べるときはぜひ参考にしてみてくださいね^^

納豆を冷凍して壊れる栄養素&それを補える食品
  • ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6(肉、魚で補える)
  • ナイアシン(魚で補える)
  • ビタミンB12(魚貝で補える)
  • 葉酸(海藻、豆、野菜で補える)
  • パントテン酸:(鶏肉、魚、豆で補える)
  • ビオチン(豆、卵、海藻で補える)
  • ビタミンC(野菜、果物で補える)


こう見ると、納豆を冷凍して栄養が壊れてもバランスよく食事していれば何の問題もないことが分かりますよね^^

すえさやすえさや

ここで納豆とは関係ないんですが、私は毎日ご飯を
:豆類(味噌もここ)
:ごまやナッツ
:わかめ(海藻類)
:野菜(ここに果物入れることも)
:魚(ここが肉になることも^^)
:しいたけ(きのこ類)
:いも
で考えています^^
これで考えると簡単なので、あなたもぜひしてみてくださいませ♪

さて、ここまで納豆の冷凍について見てきて

  • 納豆菌は冷凍しても平気
  • 冷凍で失う栄養はあっても、他のもので補える

ことから「納豆は冷凍しても問題なし!」ということが分かりましたよね。

とはいえ、ただ適当に冷凍するのは良くありません^^;(パックのままポイッとか絶対ダメ)
適当に冷凍すると解凍したときに食感が硬かったりグニャっとしていたり、冷凍臭だってついてしまいます(体験談)

なのでお次は、納豆の味をできるだけ落とさないためにも「冷凍方法」について見ていきましょう。

納豆の味をまもる冷凍方法とは?


納豆はパックのまま冷凍すると美味しくなくなってしまうので、美味しさを守るためにも下のものを準備してくださいね^^

納豆を冷凍するために必要なもの

  • 納豆
  • ラップ
  • シップロックなど密封できるもの


用意ができたら、さっそく納豆を冷凍していきますよ~!

納豆の冷凍方法

  1. 納豆をパックから出し、ラップにのせる(納豆をたいらに整えておく)
  2. 納豆を包んだらジップロックに入れる
  3. 金属トレイにのせて冷凍する

ここでのポイントは2つ!

乾燥を防ぐために密封すること

早く冷凍するために、納豆を薄くし金属トレイにのせること


納豆が乾燥するとしぼんで硬くなり、味も食感も悪くなってしまいます^^;

なので冷凍するときは、空気に触れないように「ラップ&ジップロック」でしっかり包みましょう。
(ジップロックがなかったら、密封できるタッパーとかでもOK!)

それと、納豆を解凍したときに食感が柔らかくなりすぎないようにするためにも、早く凍らせることが大事ですよ。

というのも、ゆっくり冷凍すると納豆の中の水分が周りの水分も巻き込んで大きくなるんですよね。
そうするとどうなるかというと、大きくなった水分(氷)の塊に納豆の組織が壊されて、食感が柔らかくなってしまうという^^;

でも早く冷凍すれば、氷になるのも早いので周りの水分も巻き込まないし食感も壊れません。

すえさやすえさや

ちなみに、日本冷凍食品協会でも「ホームフリージング」するときは、早く冷凍することをおすすめされています^^

ということで、これが納豆の冷凍方法ですが、凍らせたら次は食べるために解凍しないといけませんよね!

納豆の解凍はコレがおすすめ!


冷凍したものを解凍するとき

  • 室温に放置
  • 冷蔵庫にうつす
  • 電子レンジ
  • 水をかけ流す

などなどいろんな方法がありますが、納豆を解凍するなら「冷蔵庫でゆっくり」が一番おすすめです^^

というのも納豆を「室温解凍」をすると、納豆のニオイがきつくなったり味が強くなったりすることがあるんですよね^^;(納豆菌が20度くらいから活動しはじめて発酵が進むせい)

解凍してすぐに食べるのなら問題ないんですけど、食べるまでにちょっとでも時間があくなら納豆菌の活動を抑えるためにもやっぱり冷蔵庫で解凍したほうがいいでしょう。


それと「電子レンジ」での解凍…これは本っ当におすすめしません!

私は一度だけ納豆の解凍に電子レンジを使ったんですが、そのときちょっと加熱しすぎただけで水蒸気とともに納豆のニオイがレンジ内に充満!
その結果、電子レンジがものすごく臭くなるという事態にみまわれました(´;ω;`)

拭いてもとれないし、結局ニオイがとれるまで1~2週間くらいかかりました^^;


それに栄養面でも電子レンジ解凍はおすすめしません。

というのも、血栓を溶かす効果のある「ナットウキナーゼ(酵素)」は熱に弱いんですよね。
たとえ解凍モードでも、熱がずっと当たる場所では酵素が壊れているかもしれないので、できれば電子レンジ解凍はやめておいたほうが安心でしょう。(でも解凍後、加熱する料理に使うならOK!)


ということで、ここまで納豆の冷凍&解凍についていろいろ見てきましたが、最後にもうひとつお話ししたいことがあるのでぜひお付き合いくださいませ^^

まとめ

  • 納豆を冷凍しても納豆菌は死なないけど、水溶性ビタミンは減ってしまう。
  • 納豆を冷凍するときは、
    1. 空気に触れさせないようラップに包んだあと、ジップロックに入れる
    2. 早く凍らせるために、金属トレイにのせる
  • 納豆を解凍するときは冷蔵庫でゆっくりがおすすめ。
    すぐに食べるなら「自然解凍」でもOK。


冷凍した納豆は賞味期限を気にしなくてよくなるので、ついつい長く置いておきがちですよね。

個人的には(じょじょに乾燥もしていくし冷凍臭もつくので)冷凍してから3~4ヶ月くらいまでに食べていてほしいところですが、もしも納豆を解凍してちょっと硬かったり味が落ちているな~と思っても大丈夫!

お味噌汁などの水分多めの料理に使えば問題なく食べることができるので、便利な冷凍保存を上手に使っていきましょう^^

ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
  • ゲームも好き
  • 韓国語の勉強中

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