「納豆の効果的な食べ方が知りたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
ただでさえ健康や美容にいい納豆!
普通に食べるのもいいけど、どうせならより効果的に食べたいものですよね。
実は私、かれこれ6年ほど毎日(たまに忘れることもあるけど(笑))納豆を食べているんですが、なんだか食べ方を工夫するだけで効果の感じ方が違うことに気付きまして^^
しかもその食べ方というのが難しいものじゃなく、本当に誰でも実践できる簡単なものなんですよ。
ポイントは2つほどあるので、ぜひ最後までお見逃しなく^^
ということで、さっそく見ていきましょう!
納豆の効果的な食べ方で気にするポイントは2つ!
~納豆のオクラのせ~
納豆はそれだけでいろんな効果を持っている食品ですが、そんな納豆をさらにパワーアップさせるための効果的な食べ方ってどんなものだと思いますか^^
「難しそう」?
「手がかかりそう」?
いえいえ、そんな大変なことじゃなくて、ただただ2つのポイントに気をつけるだけなんです!
その気になる2つのポイントというのが、下のとおり。
- 食べる時間を考える
- 他の食品と一緒に食べる
「え、他の食品と食べるとか面倒じゃん…」と思ったあなた!
ご安心ください。
こう見えて結構な面倒くさがりの私、簡単に足せる食品もご紹介します(笑)
とはいえ、ただポイントをお伝えするだけだとよく分からない部分も多いと思うので、順番にもう少し細かくお話ししていきますね。
まずは「食べる時間」についてから。
食品の紹介はその次にお話ししますよ^^
納豆の効果的な食べ方のポイントその1:食べる時間を考える
~納豆パスタ~
納豆は「いつ食べても同じじゃん」って思いがち。
でも実は食べる時間帯によって「活きる栄養」が違ってくるので、一概に「いついつ食べてくださいね~」とは言えないものなんですよね^^;
あなたが納豆にどんな効果を求めるかによって、食べる時間も変わってくるという。
なのでここからは「朝」と「夜」それぞれの時間で納豆を食べたら、どんな効果が得られるのかをお話ししていきますよ^^
ぜひ、自分に合う時間を見つけてみてくださいね。
それではまず、「朝」に納豆を食べて得られる効果から見ていきましょう!
「朝」納豆で得られる効果
朝に納豆を食べると、
- 冷え性の改善
- ストレスによる高血圧の予防
の効果を高めることができます^^
その理由は下のとおり。
「朝」納豆が冷え性の改善に効果的な理由
納豆に含まれる「大豆タンパク質」って、消化するとき胃をものすごく動かすんですよね。
そうするとそこで熱が発生して、それが体温になるんです^^
しかも納豆には血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれる「ナットウキナーゼ」が含まれているので、血流が良くなって冷えた体をさらに温めてくれるというわけ!
だから1日の中で最も体温の低い朝に納豆を食べれば、体温も上がりやすくなって冷え性の改善に効果的なんですよ。
ちなみに私は中学生の頃、それはそれは手足が冷たくて冬になるといつもしもやけができていました^^;(足の小指が黒くなって感覚がなくなる=腐る寸前になったことも^^;)
そのときも納豆を食べることはあったんですけど食べるのはたいてい「夜」で、朝に納豆を食べるようになったのは社会人になってからかな。
「あれ?今年はしもやけできてない!」って。
ストッキングでもしもやけにならなかったので、もしも冷え性に悩んでいるなら朝納豆をぜひ試してみてください♪
ち・な・み・に
血流をもっと良くしたいなら「お酢」を納豆にかけるのがおすすめです^^
お酢に含まれるクエン酸は血小板が必要以上に集まるのを防ぎ、アミノ酸は血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがある = 血液がサラサラになるので、より体が温まりやすくなりますよ。
ただ、朝の空腹時にお酢を摂りすぎると胃痛になったりするので、お酢を入れすぎないようにするか、酢納豆を単体だけで食べないようにしてくださいね。
★酢納豆についてはこちら
⇒酢納豆で感じた効果は4つ!相性抜群のちょい足し食品3つとは?
さてここまでは、朝に納豆を食べると「冷え性の改善」に効果的というお話をしてきました。
朝納豆にはもうひとつ「ストレスによる高血圧の予防」という効果も期待できるので、そちらもお話ししていきますよ~^^
「朝」納豆がストレスによる高血圧の予防になる理由
血圧が上がる理由にはいろんなものがありますが、その原因の1つが「ストレス」。
ストレスを感じると副腎皮質から「コルチゾール」というホルモンが分泌されるんですが、コルチゾールは心拍数を上げたり血管を縮めたりするので、たくさん分泌されると血圧の急上昇につながっちゃうんですよね。
緊張すると心臓がドキドキしたり、手足が冷えたりするのもこのせい^^;
でも、そんなストレスを少しでも軽減できるのが朝に納豆なんです。
納豆には必須アミノ酸の「トリプトファン」が含まれているんですけど、この栄養は精神面に作用する「セロトニン(しあわせホルモン)」の材料になるんですよね。(セロトニンが増えるとイライラの軽減や、やる気アップにも)
ちなみに私は社会人時代、朝に納豆を食べつつ好きな音楽を聴きながら電車出社していました。
「あ~仕事イヤだな~」という気持ちは消えなかった(笑)けど、社内で測った私の血圧はなんと普通(だいたい上が90、下が65。少し低いけど当時はいつもこのくらい)。
それでも納豆を食べる前は上が120とかになっていたので、納豆効果あるな~と思ったのを覚えています^^
ち・な・み・に
仕事前や出かける前に緊張したりそわそわ感が強いときは、納豆に「バナナ」を入れるのがおすすめですよ♪
バナナに含まれる「ポリフェノール」には強い抗酸化作用があって不安や緊張を緩和してくれるし、バナナにはトリプトファンはもちろん、セロトニンを作るのに必要なビタミンB6や炭水化物も含まれているので、よりセロトニンが作られやすくなります^^
あ、そうそう!
バナナの白いスジにはポリフェノールが豊富なので、くれぐれも取らないこと!
ぜひとも一緒に食べてくださいね。
納豆にバナナを入れるときは付属のタレをかけるか、タレの代わりにハチミツをかけても美味しいですけど、無理そうなら別々に食べても大丈夫(笑)
ということで、ここまで「朝」に納豆を食べることで得られる効果についてお話ししてきました。
お次は「夜」に納豆を食べて得られる効果について見てきましょう♪
「夜」納豆で得られる効果
夜に納豆を食べると、
- 血栓の予防
- 美肌効果
を高めることができます^^
その理由は次のとおり。
「夜」納豆が血栓の予防に効果的な理由
納豆には「ナットウキナーゼ」という血栓を溶かす働きがあるんですが、これは朝よりも実は夜に働いてもらったほうがより嬉しい効果なんですよね。
というのも、血栓って夜の寝ている間に一番できやすいから^^;
しかもナットウキナーゼの効果は食べてから約10時間なので、夕食に食べれば寝ている間にバッチリ働いてくれること間違いなし!
ちなみに私は夜に納豆を食べているんですけど、夜に納豆を食べる1番の理由がコレです^^
だって血栓って怖くないですか?
血栓ができているかどうかって自分じゃなかなか分からないじゃないですか。
もしも突然、血栓で血流が止まったらと思うと…(怖)
ち・な・み・に
血液をサラサラにしたいなら、納豆に「きざみ玉ねぎ」を入れるのがおすすめですよ。
玉ねぎを刻むとアリシンという成分ができるんですが、これが血液が固まるのを抑えてくれます^^
ただ!
納豆のナットウキナーゼも、玉ねぎのアリシンも熱に弱いので加熱せずに食べましょう。
さてここまでは、夜に納豆を食べると「血栓の予防」に効果的というお話をしてきました。
夜納豆にはもうひとつ「美肌」への効果も期待できるので、そちらもお話ししていきますね。
「夜」納豆が美肌に効果的な理由
納豆には「アルギニン」というアミノ酸の一種が含まれているんですが、この栄養素は肌の傷を治したり健康な肌細胞を作るのに欠かせない「成長ホルモン」の分泌を促してくれます。
もともと成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されるので、夜に納豆を食べればもともと多い分泌量がさらにアップ!
成長ホルモンがたくさん分泌されれば、肌のターンオーバーも正常になって肌荒れしにくくなるし、シミやシワにも効果が出てきますよ♪
ただ、これはちゃんと寝ないと効果が期待できません^^;
私は納豆を夜に食べているんですが、ちょくちょく夜更かしをしたりするんですよね。(ようするに寝る時間も起きる時間もバラバラ…)
だいたい3ヶ月くらいそれを繰り返していると白ニキビができたりして一気に肌荒れが目立ってくるので、納豆を食べるタイミングを夜にして美肌効果を得たいなら、寝る時間と起きる時間はいつも同じにしておきましょう。
ち・な・み・に
美肌効果をもっと高めたいなら、納豆に「ヨーグルト」を入れるのがおすすめです^^
ヨーグルトには健康な肌細胞を作るたんぱく質やビタミンB12、肌を成長させるビタミンB2が含まれているので、夕食にとれば肌のためになりますよ。
ただ、納豆に入れるヨーグルトは必ずプレーンタイプ、タレは付属のものが甘めのものならそれを使っても大丈夫です。(なければ昆布めんつゆ)
甘いヨーグルトは納豆と全然合わないし、納豆に付属されているタレがしょっぱい系だとものによって合う合わないがあるのでおすすめしません^^;
ということでここまで朝と夜それぞれの時間で納豆を食べることで、どんな効果を高められるのかをお話ししてきました。
こうして見てみると納豆っていろんな栄養が含まれていて、健康にも美容にもいいって言われるのも分かる!
でもそんな納豆にだって実は含まれていない栄養だったり、含まれていてもごく少量だったりするものがあるんですよね。
栄養素はそれぞれ関係しあっているので、足りないものがあるならおぎなってあげないといけません。(それにおぎなうことで効果もより実感しやすくなるし^^)
だからお次は、その足りない栄養をおぎなうべく効果的な食べ方のポイント2つ目「他の食品と一緒に食べる」についてお話ししていきますよ~♪
納豆の効果的な食べ方のポイントその2:他の食品と一緒に食べる
納豆はいろんな栄養素をバランスよく含んでいるんですが、ビタミンAとビタミンCは含まれていません。
それにビタミンB12も含まれているもののごく少量なので、このへんの栄養を意識して摂るようにするのがおすすめですね。
参考までにそれぞれの栄養素を多く持っている食品を紹介しておくので、納豆を食べるときはぜひ一緒に食べてみてください♪(納豆に混ぜてもいいし、別にしてもいいし^^)
納豆に足りない栄養素を多く含む食品
ビタミンA:皮膚の粘膜を健康にたもつ
人参、茹でほうれん草、レバー、海苔などに多い。
個人的に納豆+韓国海苔が美味しいし、混ぜるだけで楽なのでぜひ試してみてもらいところ。
韓国海苔は、海苔にごま油がかかっててビタミンAにも嬉しい組み合わせだしね!
ビタミンB12:赤血球をつくるのを手伝う(貧血予防に)
きくらげ、しらす干し、いわし、レバー、焼きのり、鶏の全卵などに多い。
野菜、果実、きのこ(きくらげ以外)、いもなどの植物性食品にはほとんど含まれていないので、魚介や肉、海藻などから摂るようにしましょう)
手軽に摂れる野菜にはほとんど含まれていなくて、なにかしら調理のいる魚肉に多いので、納豆と一緒に…とは考えず食事のメインや副菜で摂るようにすると楽ですよ。(メインで焼き魚~とか!)
ビタミンC:シミシワ予防、免疫力アップ、ストレスへの抵抗力を高める
赤ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、じゃがいも、さつまいもなどに多い。
それに熱でも壊れやすいので、生で食べるか加熱するときは煮汁も一緒に摂るのがGood!
ちなみに、じゃがいもとかさつまいものビタミンCはデンプンで守られていて壊れにくいので、調理もおすすめですね。
もしも納豆と一緒に摂りたいなら、生キャベツをちぎって混ぜるとかブロッコリーを電子レンジで加熱して(冷ましてから)入れると簡単でいいですよ♪
参考までに納豆に足らない栄養素を多く含む食品をご紹介しましたけど、普通に食事をしていれば他の食品から自然に栄養は摂れるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫!
とはいえ、普段の食事に外食・レトルト食品・冷凍食品が多い人は、納豆を食べるときにも栄養を気にして食べることをおすすめします^^
私自身「納豆食べてるからいいや~」と思って適当な食生活を送っていた時期があるんですが、肌荒れも手足の冷えもたいして改善されなかった経験があるので^^;
ということで、ここまで納豆の効果的な食べ方について見てきました。
ちょっと長くなってしまったので最後にもう一度、要点だけふり返っておきましょう!
まとめ
- 納豆の効果的な食べ方のポイント2つとは
- 食べる時間を考える
- 朝に食べると「冷え性の改善」「ストレスによる高血圧の予防」に効果的。
- 夜に食べると「血栓の予防」「美肌」に効果的。
- 他の食品と一緒に食べる
特に、納豆に足りないビタミンA・ビタミンB12・ビタミンCをおぎなうとGood!
- 食べる時間を考える
納豆は効果的な食べ方をすることも大事ですが、やっぱり毎日継続して食べることが1番大事^^(私も続けて食べるようになってから効果を実感しはじめたので)
だからあなたもぜひ続けて食べてみてくださいね。
きっと効果を実感できるはず!
もしも途中で飽きそうになったら、納豆に食品をちょい足しするのもおすすめです♪
★納豆のちょい足しについてはこちら
⇒食べ続けて6年の私が選ぶ!納豆のちょい足しに最高な47品とは?
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