「干し納豆の作り方が知りたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
私は便秘予防のために毎日納豆を1パック食べているんですが、飽き予防のためにこれまでいろいろなアレンジをしてきました。
★納豆のちょい足しアレンジについてはこちら
⇒食べ続けて6年の私が選ぶ!納豆のちょい足しに最高な47品とは?
食感のあるものを入れたり、辛くしたり、甘くしたり…いろいろしてきたんですが、ついに納豆のネバネバ感に飽きてきたので、思い切って納豆を干してみたんですよね。
そうしたらこれが大当たりで!
普通の納豆よりも味が濃くて美味しいし、ネバネバしないからおやつ感覚でつまめてあっという間に食べちゃったんですよ。
だから今回はそんな美味しい干し納豆の作り方をお話ししようと思います^^
乾燥しているから日持ちもするし、ぜひあなたも試してみてくださいね。
それではさっそく干し納豆を作るための材料と道具から見ていきましょう。
簡単!干し納豆の作り方
まずは干し納豆を作るための材料と道具についてお話ししますね。
材料と道具
- 納豆:1パック
- 塩:1g
- 片栗粉:1g
- 平皿
- クッキングシート
- 皿にかぶせられるサイズのザル
ちなみに塩の量は減らしてもいいし、全く入れなくても大丈夫。
私はそのままおやつに食べるので塩を入れていますが、料理に使うことが多いなら料理の味付けの分の塩分量を考えて全く入れないというのもアリですね。
それと、片栗粉を入れるのも自由です。
片栗粉を入れると納豆の糸が切れて粒がばらけやすくなるんですが、入れなくても問題はありません。
塩も片栗粉もお好みで入れてくださいね。
ということで干し納豆を作るための材料と道具が準備できたところで、いよいよ干し納豆を作っていきましょう!
干し納豆の作り方
1.納豆に塩と片栗粉を入れる
もしかしたら塩ではなく、付属のタレを使いたい場合もあるかもしれません。
そのときは自然乾燥ではなく電子レンジを使ったほうがいいので、作り方はまた後ほどお話ししますね。
2.塩と片栗粉が納豆全体になじむように混ぜる
片栗粉を入れない場合は、混ぜるときになるべく糸が出ないように静かにゆっくり混ぜてください。
糸がたくさん出てふわふわになった納豆は粒がばらけにくいし、乾燥しにくくなります^^;
3.クッキングシートをひいた平皿に納豆をのせる
納豆の粒が重なっていると乾きにくいし最後に粒をばらすのが大変なので、この段階でできるだけ納豆の粒が重ならないようにしておきましょう。
4.虫よけのためにザルをかぶせて5日間干す
干す場所は水の当たらない湿気の少ない場所なら外でも部屋の中でもかまいません。
ちなみに私はいつも部屋のテーブルの上で干していますよ(納豆1パックくらいならニオイはたまにふわっと香る程度)
それと風がよく通る場所だと乾燥が早く進みます。
5日だと硬くなりすぎることがあるので、たまに食べて硬さをチェックするのがおすすめですね。
5.5日経ったら片栗粉(分量外)をまぶし、納豆をほぐしたら完成
この片栗粉は納豆の粒同士をパラパラにして扱いやすくするために入れています。
なので入れたくない場合は入れなくても大丈夫ですよ。
干し納豆の保存方法と保存期間
完成した干し納豆はビンなどの容器に入れ、1ヶ月くらいで食べきるといいでしょう。
ですが納豆菌は強く、抗菌作用があるので腐ったりカビが生えたりすることはほとんどありません(十分に乾燥させておけば)
私も今までで最高4ヶ月くらい置いておいたことがあるんですが、何も変化はありませんでした。
とはいえ湿気があると心配なので、保存するときは食品用の除湿剤を一緒に入れたり早めに食べきると安心ですね。
ちなみに、納豆の付属のタレを使いたい場合は…
干し納豆は納豆の付属のタレを使って作ることもできますが、水分が多くなるせいで自然乾燥だとなかなか乾きません(私はクーラー24時間の部屋で2週間かけて乾かしました)
なので付属のタレを使って干し納豆を作るときは電子レンジを使うのがおすすめです。
加熱するので血栓の予防に効果のある「ナットウキナーゼ」の活性は失われてしまいますが(他の栄養は摂ることができる)早く完成させることができますよ。
電子レンジを使った干し納豆の作り方
- 納豆に付属のタレとお好みで片栗粉を入れて混ぜる
- クッキングシートをひいた平皿に納豆をのせる
- 納豆の粒が重ならないように並べる
- 電子レンジ500Wで4分温めたあと、取り出して10分以上冷ます
- お好みで片栗粉をまぶし、納豆をほぐしたら完成
ここで注意なんですが、納豆の付属のタレが甘い場合は一部が焦げてしまうことがあります。
なので焦げそうなときは2~3分くらいで一度レンジから出して納豆をかき混ぜ、もう一度残りの分だけ温めるようにしましょう。
片栗粉をつけても時間がたつとベタベタしてくるので早めに食べきったほうが安心です。
ということで、ここまで干し納豆の作り方を見てきました。
干す準備だけすればあとは完成まで待つだけなので簡単ですよね。
そんな干し納豆ですが、実は水分が少なくなることで栄養が凝縮されて量が増えるんですって。
干し納豆の本には
- カリウムが1.5倍
- 鉄分が1.8倍
などミネラルや食物繊維が増えると書かれていました。
持ち運びやすさもあるので旅行に持っていくおやつなんかにも最適かもしれません^^
まとめ
- 干し納豆の作り方は
- 納豆に塩と片栗粉を入れて混ぜる
- クッキングシートをひいた平皿に納豆をのせる
- 虫よけのためにザルをかぶせて5日間干す
- 片栗粉をまぶして納豆をほぐしたら完成
である
- 電子レンジ500Wで4分温めることでも作れるが、ナットウキナーゼの活性は失われるので注意
干し納豆はそのまま食べても美味しいけど、カリカリになるまで干した後にブレンダーで細かくしてご飯にかけるのもおすすめです^^
そして、そのときに海苔・いりごま・かつお節・煮干し・干しエビなどをお好みで混ぜるともっと美味しくなりますよ。
食べていると納豆のなめらかさがご飯と納豆とその他の食材をまとめ上げてくれるので、ご飯がどんどん欲しくなること間違いなし!
豆腐にかけたり、茹で野菜にかけても美味しいのでいろいろ試してみてくださいね。
ちなみに干し納豆は売っているので、干し納豆を作りたいけど納豆を干す場所がなかったり早く食べたいときなんかは買うのもアリです。
干し納豆の商品の中には納豆だけの(塩も使っていない)ものもありますよ。
ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人?
- 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち)
- 発酵食品と猫LOVE
- ゲームも好き
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