「塩麹レモンの作り方と使い方が知りたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
塩麹はそのまま使っても美味しいけど、実はレモンを入れた「塩麹レモン」のほうがもっとも~っと美味しいって知ってました?
塩麹の塩味とほのかな甘み、そしてレモン独特のさわやかな香りとやわらかな苦み…一度食べたらあなたもきっとクセになるはず!
ちなみに我が家では、普通の塩麹よりも塩麹レモン派。
普通の塩麹よりも塩麹レモンを使った料理のほうが、夫の食いつきが良いので(笑)
また、レモンを使うにあたって心配な「残留農薬」についてもお話ししているので、最後まで読めば安心して作れること間違いなし^^
それではさっそく、塩麹レモンの作り方を見ていきましょう!
超簡単!塩麹レモンの作り方
ではまず作り方を見る前に、塩麹レモンを作るのにかかせない材料のご紹介です^^
材料
- 塩麹:200g
- レモン:2個
塩麹レモンではレモンを皮ごと使うので「国産」のものを選ぶこと!(輸入ものだと農薬が心配です^^;)
では材料が準備できたら、さっそく作っていきますよ~^^
塩麹レモンの作り方
1.塩麹レモンを作る容器は、熱湯or食品用アルコールで消毒しておく
2.レモンをしっかり洗い、薄くいちょう切りにする
使うレモンに「無添加」や「有機栽培」との表示がない場合、残留農薬の心配があるのでしっかり洗いましょう^^
※残留農薬の落とし方は後ほど紹介するので、参考にしてくださいね。
また、少し面倒ですけどレモンの種をここでよけておくと、あとで食べるときに楽ですよ♪
3.容器の中にレモンと塩麹を入れる
このとき、レモンと塩麹を交互に入れるのがポイント!
最初はレモンの皮が硬いせいで混ぜられないので、レモンに塩麹がちゃんと触れるようにその都度上から押して空気を抜きましょう。
4.フタをして冷蔵庫に入れ、1日に1回かき混ぜる
塩麹は常温で作れますけど、塩麹レモンはレモンから出る水分で塩分濃度が低めです。
常温保管すると雑菌がわいてカビも生えやすくなるので、必ず冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
5.3~5日くらいで完成
最初はレモンの皮が硬くて混ぜにくくても、時間が経つごとにレモンの皮は柔らかくなって混ぜやすくなりますよ。
そのうちレモンの水分がでてきて、皮がしなってきたら完成のサイン!
塩麹レモンの保存期間
完成した塩麹レモンの保存期間は、冷蔵庫でだいたい1~2ヶ月、冷凍庫だと半年くらい。
だから私は国産レモンが出回る冬の間に小瓶でいくつか作りだめをして、使うぶんだけ冷蔵庫に移動させるようにしています^^
そうすれば次の冬まで塩麹レモンを食べられるので、あなたもぜひしてみてくださいね♪
ちなみに塩麹レモンを冷蔵保存するときは、水分と塩麹の分離を防ぐために定期的にかき混ぜを行いましょう。
切って漬けるだけと意外に簡単なので「これなら作ってみようかな」と思った人はきっと多いはず^^
でも同じくらい、塩麹レモンに使うレモンの残留農薬が気になった人も多いでしょう。
そこでお次は、塩麹レモンを安心して食べるために「レモンの残留農薬の落とし方」について紹介していきますよ。
レモンの残留農薬の落とし方は3つ!
輸入レモンには日本で禁止されている薬が使われているので、皮ごと食べる塩麹レモンには向いていません。
輸入レモンに貼られているシールに
- オルトフェニルフェノール(OPP)
- チアベンダゾール(TBZ)
- イマザリル
- アゾキシストロビン
などの成分が書かれているものは要注意!
なので無農薬のレモンが手に入ったとき以外は、自分で残留農薬をしっかり落とさなければいけません。
今回は私がレモンの残留農薬を落とすときに使っている方法を3つ紹介するので、あなたもぜひ参考にしてみてください♪
まずはどんな方法があるのか、一覧で紹介しますよ。
- 食器用洗剤で洗う
- 重曹水に浸ける
- 塩で洗って熱湯に浸ける
それでは、1つずつ詳しいやり方をお話ししていきますね。
レモンの残留農薬の落とし方その1:食器用洗剤で洗う
- 食器用洗剤をスポンジで泡立ててレモンを洗う
- 洗ったら水でしっかり洗い流す
食器用洗剤でも、用途に野菜や果物と記載されているものは、レモンにも使うことができます^^(ちなみに私は花王の「キュキュット」を使用)
ただ、香りがついているとレモンにその香りが移ってしまうことがあるので、使うなら絶対「無香料」がベスト!
また、すすぎ残しがあると元も子もないので流水でしっかり洗い流すようにしましょう。
とはいえ、洗剤で食べ物を洗うことに抵抗がある人も多いはず。(成分は本当に安全かも気になるし…)
そんな人には次の方法がおすすめですね^^
レモンの残留農薬の落とし方その2:重曹水に浸ける
- 水400mlに食品用の重曹を大さじ1入れた「重曹水」を作る
- レモンを重曹水に2分入れる
- 取り出すときにスポンジでこすり、しっかり水で洗い流す
洗剤と違って食品用の重曹は
- お肉を柔らかくする
- 魚の臭みをとる
- 野菜のアク抜きをする
など料理に使うことが多いので、体には安心♪
しかも使ったあとの重曹水はシンクの掃除にも使えて無駄になるところが一切ありません。(シンクだけじゃなくてコンロも掃除するとピカピカに( *´艸`))
ただ、重曹水は浸けすぎるとレモンの大事な栄養まで流れてしまうので浸け時間には要注意ですよ!
体に安心なもので残留農薬を取るというなら「重曹水」はかなりおすすめですけど、お家に重曹がないときだってあると思います。
そんなときはちょっと手間がかかるけど、誰にでもできる次の方法がピッタリ^^
レモンの残留農薬の落とし方その3:塩で洗って熱湯に浸ける
- お湯を沸騰させる
- 塩でレモンをゴシゴシ洗う(塩に水を少し入れると洗いやすい)
- 沸騰したお湯にレモンを1分浸ける(このとき箸とかでコロコロ転がす)
- 取り出したらすぐに冷水に入れる
少し手間はかかるけど、誰の家にもある塩と水を使うのでわざわざ重曹や洗剤を買いに行かなくてもOK。
ちなみにこの方法は八百屋さんで教えてもらったんですけど、塩にはレモンの水分を抜く効果がありそのときに農薬も一緒に流れ出るとのこと。
しかも水では落ちにくい農薬もお湯なら落ちやすいので、塩とお湯でより農薬を落とす力がアップするんですよね。
福岡県福岡市のオレンジを使った実験でも、塩もみで防カビ剤はやや減少、下ゆでで大幅に減少という結果が出ています^^
さて、レモンの残留農薬の落とし方が分かったところでやっと安心して塩麹レモンが作れますね!
作ったあとは色んなものに使って美味しく食べられるんですが…
初めて作るとなると使い方にも迷うもの。
そこでお次は塩麹レモンを楽しんで使ってもらうためにどんな料理に合うのか紹介していきますよ♪
塩麹レモンの使い方とは?おすすめレシピも紹介!
塩麹レモンはさっぱりしているので、脂物と合わせると特にその良さを感じることができます^^
たとえば、
- 漬け焼き(肉でも魚でも)
- 唐揚げ
- 焼き肉(レモン汁や塩ダレの代わりに)
- そぼろ
など。
また、野菜とも相性がいいので
- ドレッシング
- 炒め物
にも使うことができますよ。
ただ、私がめちゃくちゃおすすめしたいのは何と言っても「塩麹レモン鍋」かな!
色んな食材を一気に摂ることができて健康的かつ、洗いものも少なくて済み、しかも料理が苦手な夫にも手伝ってもらえる(笑)という良いこと尽くし^^
それに手作り塩麹レモンを使うので、市販の鍋スープみたいに「食品添加物」の心配もないですしね。
ということで、「お鍋」のレシピを特別に紹介するのであなたもぜひ作って食べてみてください♪
塩麹レモン鍋のレシピ
材料(2人分)
- 塩麹レモン:50g
- 水:500ml
- 昆布:5cmカット1枚(約1g)
- 鶏肉:300g
- カキ:100g
- 白菜:4分の1カット
- 白ネギ:1本
- えのき:1袋
- 豆腐:1丁
塩麹レモン鍋の作り方
- 具材を食べやすい大きさに切る
- 鍋に水と昆布を入れ、火にかける
- 昆布が柔らかくなったら、塩麹レモン・鶏肉・野菜を入れて煮る
- 鶏肉に火が通ったら、最後にカキを入れる
- カキに火が通れば完成
カキは火を入れすぎると硬くなってしまうので、最後に入れるのがポイントです^^
もしも、カキが無かったら白身魚でも大丈夫!
個人的には「サーモン」が美味しかったのでぜひお試しあれ♪
お鍋といえばシメですが、麺じゃなくて「お米」がおすすめですよ^^
塩麹レモン鍋のダシはものすっごく美味しいし、食材の栄養もダシに溶けだしているので雑炊にして全部いただいてくださいね^^
さてここまで、塩麹レモンについて見てきましたが少し長くなったので、最後に復習をかねてもう一度振り返っておきましょう。
まとめ
- 塩麹レモンの作り方は
- 容器を熱湯or食品用アルコールで消毒する
- レモンをしっかり洗い、薄くいちょう切りにする
- 容器の中にレモンと塩麹を交互に入れていく
- フタをして冷蔵庫に入れ、1日に1回かき混ぜる
- 3~5日くらいで完成
である。
- レモンの残留農薬を落とす方法3つは
- 食器用洗剤で洗う
- 重曹水に浸ける
- 塩で洗って、熱湯に浸ける
である。
- 塩麹レモンの使い方は
- 魚肉の漬け焼き
- 唐揚げ
- 焼き肉
- そぼろ
- ドレッシング
- 炒め物
など。(私のおすすめは「塩麹レモン鍋」)
塩麹レモンはとにかく香りや味が良いので、頻繁に食べていると普通の塩麹に物足りなさを感じるようになっちゃうかもしれません^^;
でも塩麹レモンに使う「国産レモン」は冬にならないと出回らない!
なので、一度食べてみて美味しいと感じたらそのときに大量に作っておくことをおすすめします。(ちなみに私は、月に1瓶の消費と考えて小瓶で6~7瓶くらいを作りだめ^^)
それほど美味しい塩麹レモンをあなたも堪能して、一緒に普通の塩麹じゃ物足りなくなりましょう!(笑)
ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人?
- 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち)
- 発酵食品と猫LOVE
- ゲームも好き
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