「酒粕を使った甘酒の作り方が知りたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
酒粕には様々な効果効能があるけれど、それを手っ取り早く簡単に摂ることができるのが、そう「酒粕甘酒」ですよね。
でも市販の甘酒って買い続けるとなるとお金もかかるし、ゴミも増えるしちょっと困りません?^^;
しかも市販の甘酒って砂糖が多く入っているから、飲み続けるのにカロリーも気になるし…。
そのこともあって私は最近、手作りで酒粕甘酒を飲んでいるんですが、これが
- 酵素の働きを壊さず摂れる
- カロリーを抑えて作れる
から結構おすすめなんです♪
だから今回は「甘酒の作り方」についてお話ししていくんですが、いろんな方法があるのであなたの好きな作り方もきっと見つかるはず^^
ぜひ自分好みの酒粕甘酒を作ってみてくださいね。
まずは基本!これが酒粕甘酒の作り方
酒粕を使った甘酒は、米麹の甘酒みたいに発酵させなくてもいいので、すごく短時間でできるのが嬉しいところ。
作り方もすごく簡単なので、酒粕さえ買えばすぐに飲むことができますよ^^
それでは作り方を見る前に、まず必要な材料を見てみましょう♪
酒粕甘酒の材料(1人分)
- 酒粕:35g
- 水:250ml
- 砂糖:大さじ1
用意する酒粕は板状のものでも、やわらかめのものでも、どんなものでもOK!
ただし、酒粕甘酒にするなら味にクセのない「白色~ピンク色」くらいの酒粕がおすすめです^^
黄色から茶色になるにつれて酒粕独特の香りや味が強くなってくるので、そうなってきた酒粕は漬物や量にするのがいいかな。
★酒粕の色についてはこちら
⇒酒粕が賞味期限切れに!色も変わってるけどいつまで食べられる?
★酒粕の保存についてはこちら
⇒酒粕の保存方法を紹介!常温・冷蔵・冷凍での違いはなに?
さて、酒粕甘酒を作る準備ができたら、いよいよ作り方を見ていきますよ~^^
酒粕甘酒の作り方
1.酒粕と水をブレンダーで混ぜる
私は柔らかい「練り粕」を使っているので、冷蔵庫から酒粕を出してすぐに作ることができるんですが、「板粕」などの硬い酒粕を使うときは作る30分くらい前から水に浸けておきましょう。
酒粕が硬いままブレンダーにかけると、酒粕の小さな塊が残ってかなり舌触りが悪くなります^^;
2.鍋にブレンダーで混ぜた酒粕と砂糖を入れる
ここでは砂糖を使っていますが、砂糖の種類はなんでもかまいません。
ちなみに私は「てんさい糖」を使っていますが、
- 上白糖
- グラニュー糖
- 黒糖
- 三温糖(さんおんとう)
も美味しかったのでお好きな砂糖でどうぞ^^
使う砂糖によって甘さやコクが違うので、大さじ1だと足らなかったり、逆に多かったりすることも…。
あなたの好みに合うように調節してくださいね。
3.鍋を火にかけてひと煮立ち(煮立ってから30秒くらい)させたら完成
保存について
この酒粕甘酒は煮立たせる作り方「火入れ」をしたもので、冷蔵庫での保存なら2日ほど、冷凍庫なら1ヶ月くらいもちます^^
冷蔵庫で保存するときは熱湯もしくは食品用アルコールで消毒した容器に入れ、冷凍するときは空気を抜けるジップロックや製氷皿を使うといいでしょう。
冷凍していた甘酒を飲むときは、冷蔵庫で解凍してから電子レンジもしくは鍋で温めなおすと美味しく飲めますよ♪
ということで、ここまでが酒粕甘酒の基本の作り方でした^^
基本の作り方では酒粕甘酒をグツグツと煮立たせて作りましたが、実はこの方法だと酒粕に含まれている酵母や酵素は働きを失ってしまうので、そのせいで得られない栄養や効果効能も出てくるんですよね。
でも、それってちょっともったいないと思いません?^^;
どうせなら酒粕のパワーを全部ゲットしたいところ…。
なのでお次は、酒粕に含まれている酵素や酵母を壊さない甘酒の作り方を見てみましょう。
酵素や酵母を壊さない作り方をしてみよう
~酒粕豆乳ゴマ甘酒~
酒粕には酵母や酵素(なんと100種類以上!)が含まれているんですが、これらって熱に弱いんですよ。
だいたい酵素は60度くらい、酵母は40度くらいで働きを失ってしまいます^^;
だから基本の酒粕甘酒の作り方の最後にあった「ひと煮立ち」の工程、これは酵素や酵母やビタミンのことを考えると本当は良くない行動なんですよね。
とはいえ、冬に冷たい酒粕甘酒はつらいし、温めたほうが酒粕の溶けもよくなるのは確か!
そうなるとどうやって酒粕甘酒を温めるのか…ですが、私がしているのは「弱火で2~5分の加熱」^^
私が使っている電磁調理器(IH)や、以前使っていたガス調理器での感覚になるんですけど、
- IH:(保温+8段階だったら)1か2段階
- ガス調理器:鍋底と火の出口のちょうど中間くらいの火力
で温めると熱くならない酒粕甘酒ができました。
もちろん、あなたの使っている調理器具の火力が私のものと同じとは限らないので、初めて作るときは酒粕甘酒が40度より上にならないように注意しながら加熱してくださいね。
この作り方での酒粕甘酒の保存について
この作り方だと酒粕甘酒に含まれるアルコールは飛んでおらず、しっかり含まれたままになっています^^
それが雑菌の繁殖を抑えてくれるので、火入れした甘酒の冷蔵庫での保存期間が2日だったのに対して、こちらはなんと1週間の保存が可能!(冷凍庫なら1ヶ月くらい)
ただ、保存面だと嬉しい酒粕甘酒のアルコールですが
- アルコールが苦手な人
- 車を運転する予定のある人
- 妊娠中の人
にとっては良くないので飲まないようにしましょう。
さて、酵素や酵母や栄養を守る作り方が分かったところで、次は砂糖が気になる人も多いのでは?(毎日飲むとなると、カロリーはどうしても気になってしまうもの^^;)
そこでお次は、砂糖を使わない酒粕甘酒の作り方をお話しするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
砂糖不使用!酒粕甘酒の作り方とは?
酒粕甘酒は砂糖を入れることでかなり飲みやすくなるんですが、当然カロリーもその分アップ!
そうなると、ダイエットしている人にとっては勇気のいる飲み物になってしまいますよね…。
そこでおすすめなのが
- 水の代わりに牛乳や調整豆乳で溶く
- はちみつ or 米麹甘酒
を使うことです( *´艸`)
牛乳や調整豆乳を飲んだことのある人なら分かると思いますが、豆乳とか牛乳ってほんのりとした甘さがあるじゃないですか。(温めれば甘さもより感じられるようになるし!)
それに水と違ってまろやかで味もついているので、酒粕が苦手でも飲みやすくなるんですよね♪
実は私も、酒粕甘酒は苦手でして^^;
だけど豆乳とか牛乳で溶かすと飲めるし、なぜか砂糖なしでも大丈夫という…謎。
参考までによくある甘味料のカロリーを紹介しておきますね。
(文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」)
★各甘味料と甘酒のカロリー比較(100gあたり)
- 黒砂糖:354kcal
- 和三盆:383kcal
- 上白糖:384kcal
- 三温糖:382kcal
- グラニュー糖:387kcal
- はちみつ:294kcal
- 米麹甘酒:81kcal
ちなみに私は砂糖を使わずに酒粕甘酒を作るとき(分量が酒粕:35g、水:250ml、砂糖:大さじ1の場合)、砂糖の代わりに
- 米麹甘酒なら:小さじ1杯~1杯半
- はちみつなら:7g
くらいで作っているかな。
とはいえ、米麹甘酒は商品によって甘みが変わるし、好きな甘さも人によって違うのでお好きな甘さになるように調節して使ってくださいね^^
★米麹甘酒を手作りしてみるのもアリ!
⇒米麹甘酒の作り方は簡単!5つの方法を試した私のおすすめはコレ!
さて、ここまで酒粕甘酒の作り方を見てきましたが、最後に要点をまとめておいたので、復習がてら振り返ってみましょう。
まとめ
- 酒粕甘酒の基本の作り方は
- 酒粕と水をブレンダーで混ぜる
- 鍋にブレンダーで混ぜた酒粕と砂糖を入れる
- 鍋を火にかけてひと煮立ちさせたら完成
である。
- 酒粕に含まれる栄養や酵素を壊したくないなら、ひと煮立ちさせずに弱火で2~5分の加熱にする。
- 砂糖を使いたくないなら、水の代わりに豆乳や牛乳を使う。
また、砂糖の代わりにはちみつや米麹甘酒を使うのも手!
酒粕甘酒の作り方は基本的に溶かすだけなので、超カンタン!
しかも、最初にブレンダーで一気に混ぜちゃうので時間もかかりません。
ちなみに私は毎日酒粕甘酒を飲んでいるんですが、おかげで便秘知らずだし傷の治りもかなり早くなったように思います^^
酒粕甘酒は続けることで効果を実感できるようになるので、あなたもぜひチャレンジしてみてくださいね!
★美味しいアレンジ法もあるので、参考にどうぞ♪
⇒酒粕甘酒の美味しい飲み方とは?私おすすめのアレンジ法は6つ!
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