「納豆を食べ過ぎるとどうなるの?」
「1日に何パックまでなら食べても大丈夫?」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
納豆は体に良いので食べている人も多いですよね。
でも、体に良いからと食べ過ぎてしまうと、逆に体の調子をおかしくしてしまうので注意しないといけません。
実は私、納豆を食べ過ぎたせいで、いろんな不調が出たことがあるんですよね^^;(今は適量を食べているから大丈夫ですけど…)
- 納豆の食べ過ぎで出る症状
- 1日に食べてもいい納豆の量
についてお話ししていきますよ。
これから納豆を食べていくなら、ぜひ最後までご覧ください!
ではさっそく、納豆を食べ過ぎると出てくる症状から見ていきましょう。
食べ過ぎNG!納豆が引き起こす症状4つとは?
体にいいと言われている納豆を食べ過ぎると、体にどんな悪影響が出るんでしょうか?
まずは、症状を一覧で見てみましょう。
- 太る
- お腹が痛くなる
- 胃もたれする
- 女性ホルモンのバランスが乱れる
こうみてみると「たしかになりそうだな」って思うものばかりだと思いますが、なんでこんな症状がでるのかもう少し詳しくお話ししていきますね。
まずは納豆を食べ過ぎると「太る」ことについて。
納豆の食べ過ぎで起こる症状その1:太る
納豆は食物繊維が豊富だし腹持ちもいいので、普通はダイエットに最適な食品^^
でも実は、食べ過ぎるとダイエットどころか逆に太る原因になってしまうので注意しないといけません!
私も納豆を食べていて太った経験がありまして…^^;
毎日3パック食べていたら、気付いたときには5kgも増量してました(笑)
でもそこが大間違い!
文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」で納豆のカロリーを調べてみると、なんと100gあたり190kcal…。
納豆1パックがだいたい50gなので、1パック食べるだけで約100kcalも摂ったことになるんですよ。
しかも、私たちは納豆以外の食べ物からもカロリーを摂るので、納豆を食べ過ぎるとどうしたってカロリーオーバーになっちゃうんです^^;
かといって、ほかの食べ物を控えて納豆ばかりを食べるのは絶対NG!
いくら納豆が栄養豊富でも、栄養のかたよりはできるので基礎代謝が落ちて痩せにくくなってしまいますよ。
ダイエットをするにしても、しないにしても、納豆はほか食べ物とのバランスを考えて食べることが大事なんですよね^^
★納豆ダイエットが気になる人はこちら
⇒納豆のダイエット効果3つとは?経験者の私が注意点も教えます!
とまぁこんな感じで納豆を食べ過ぎると太るので、気をつけましょう。
適切な量に関してはまた後でお話ししますね。
ではお次は納豆を食べ過ぎて「お腹が痛くなる」症状についてお話ししていきますよ~。
納豆の食べ過ぎで起こる症状その2:お腹が痛くなる
納豆には食物繊維が含まれているんですが、これは便秘に効果があるので問題はありません。(むしろ良い!)
でも摂りすぎると、人によっては腸を刺激しずぎておなかが痛くなったり、酷いときには下痢になることも…。
それに、納豆には抗ガン作用のある「セレン」という栄養素が含まれているんですけど、これも摂りすぎると腹痛や下痢の原因になってしまうんですよね^^;
ちなみに私は、納豆を1日に3パック食べていたとき、腹痛と下痢にくわえて「便秘」も経験しました。
だから便秘を解消したいからって、たくさん食べるのは絶対ダメ!
いくら体にいい栄養も摂りすぎれば体に悪影響ですからね。
食べ過ぎず適量を食べるようにしましょう。(適量は後ほど!)
そうすればちゃんと、納豆の効果を得ることができますよ^^
ということで、納豆の食べ過ぎで起こる症状「お腹が痛くなる」についてのお話でした。
お次は納豆を食べ過ぎて「胃もたれする」症状についてお話ししていきますね。
納豆の食べ過ぎで起こる症状その3:胃もたれする
納豆はもともと、納豆菌が大豆を発酵させる段階である程度「分解」してくれている状態なので、ゆで大豆より消化にいいんですよね。
しかも色んな消化酵素が含まれているので、本来なら胃もたれにはなりません。(体調を崩しているときは別)
だからつい余裕をこいて食べ過ぎてしまう(笑)んですけど…、実はたくさんの納豆を消化するのって胃にはかなりの負担なんですよ^^;
というのも、納豆のネバネバ成分は分解するのに時間がかかる(だから納豆は腹持ちが良い)ので、納豆の量が増えれば当然、消化活動も長引きます。
他の食べ物も消化しないといけない胃にとっては、かなりの大仕事ですよね^^;
そりゃ疲れるでしょう…。
毎日3パック食べていた私も、何回か納豆で胃もたれを経験しました(泣)
つまり3パック食べても、胃もたれするときとしないときがあったということ。
だから「こうするとなる!」っていうのが正直よく分からないんですよ。
かかるものなので、ほかの食材の消化のことも考えて、食べ過ぎないことが大事ですね。
ということで、納豆の食べ過ぎで起こる症状「胃もたれする」についてでした。
お次は最後、納豆を食べ過ぎて「女性ホルモンのバランスが乱れる」症状についてお話ししていきましょう。
納豆の食べ過ぎで起こる症状その4:女性ホルモンのバランスが乱れる
納豆に含まれる「大豆イソフラボン」には、
- 乳ガンや前立腺ガンの予防
- 薄毛の改善
- 抗酸化作用
- 骨粗しょう症の予防
- PMS(月経前症候群)
- 更年期障害の症状を緩和する
などの効果があるので、積極的に納豆を食べようと思っている人はきっと多いはず。
でも実は、大豆イソフラボンの摂りすぎは女性ホルモンのバランスを崩してしまうので、男性だったら「筋力低下」、女性だったら「生理不順」などが起きることがあるので注意しないといけません。
私も一時期、
- 納豆:1日に3パック
- 豆乳ヨーグルト:1日に200g
- 味噌汁:1日に2杯
という生活を送っていたところ、みごとに乱れました^^;
とくに納豆のほかにも大豆製品を摂っているなら注意が必要でしょう。
ということで、ここまで納豆を食べ過ぎることで起きる症状についてお話ししてきましたが、そうなると気になるのが1日に食べてもいい納豆の量!
次の章でしっかりお話しするので、納豆を食べるときはぜひ参考にしてみてください。
他の食材のことも考えて!納豆は1日何パックまでOK?
納豆を食べるときに気をつけたいのは、ほかに食べる食材のことも考えて
- セレン(摂りすぎると腹痛や下痢の原因に)
- 大豆イソフラボン(摂りすぎると女性ホルモンが乱れる)
を摂りすぎないようにすることです。
そこで、納豆をどのくらい食べればいいのか知るために
- セレン、大豆イソフラボンの1日の摂取量
- 納豆に含まれるセレン、大豆イソフラボンの量
を最初にそれぞれ知っておきましょう^^
セレンについて
1日のセレン推奨摂取量
- 男性が30μg
- 女性が25μg
※どちらも18歳以上、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より
納豆に含まれているセレンの量
100gあたり16μg
→ 納豆1パック(約50g)にすると約8μg
※「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より
大豆イソフラボンについて
1日の大豆イソフラボンの摂取量
上限値が70~75mg
※内閣府食品安全委員会「大豆イソフラボンを含む特定保険用食品の安全性評価の基本的な考え方」より
納豆に含まれている大豆イソフラボンの量
100gあたり約73.5mg
→ 納豆1パック(約50g)にすると約36.75mg
※厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに関する調査研究(1998)より
これらを見てみると、納豆の摂取量はズバリ!
「1日2パックまで」ということになります^^
とはいえ、摂取量の上限を超えたところですぐに症状が出ることは少ないので、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
ただ私は、1度に2パックを食べるとほかに食べる物によっては腹痛や下痢が起きたことがあるので、できれば分けて食べるのがおすすめです。(朝に1パック、夜に1パックって感じで)
では最後に、ここまで見てきたことをもう一度振り返っておきましょう。
まとめ
- 納豆の食べ過ぎでおこる症状4つとは
- 太る
- お腹が痛くなる
- 胃もたれする
- 女性ホルモンのバランスが乱れる
である。
- 納豆は1日2パックまで。
(食生活に合わせて調節が必要)
本来、納豆は栄養も豊富で健康にいい食べ物です^^
だからこそ、食べ過ぎて体を壊すなんてもったいない!
★納豆の効果はこちら
⇒納豆の効果6つとは?続けて5年の私が栄養を守る食べ方をご紹介!
たくさん食べて体調を崩したことのある私だからこそ言えるんですが、納豆は一度にたくさん食べるよりも、1パックを毎日続けたほうが効果を実感できます^^;
だからあなたもコツコツ納豆を食べていってくださいね♪
ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人?
- 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち)
- 発酵食品と猫LOVE
- ゲームも好き
- 韓国語の勉強中
SNS
SNSではブログに載せていない写真だったり、お話をしています
- Instagram
↑ 猫メイン(=・ω・=)♥(写真がたくさん溜まったら一気にあげるスタイル) - X(旧:Twitter)
↑ 新着記事の情報、その他たまにつぶやきます - 公式LINEアカウント
↑ 新着記事の情報、ブラッシュアップ記事の情報をお知らせ(個別チャットで発酵食品についての相談も受け付けております)