「酒粕が賞味期限切れになってた!」
「色も変わってきてるし…大丈夫かな?」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
私は年中食べるくらい酒粕が大好き!
甘酒はもちろん、粕汁だったり和え物にしたりして楽しんでいます。
とまぁ、今でこそバリバリに酒粕を使いこなせているんですけど、使い始めたときは酒粕を持て余すことも多く…。
当たり前のように、酒粕の賞味期限切れを起こしていました。

今でもたまに切らすけど^^;
なので今回は、酒粕の賞味期限切れや変色についてまだまだ不安なあなたに、いろいろとお話ししていこうと思います^^
最後まで読むころには、より酒粕が扱いやすくなっているはずですよ♪
ではさっそく、酒粕の賞味期限切れについてのお話からしていきましょう。
酒粕の賞味期限切れっていつまで大丈夫なの?
酒粕の賞味期限が切れてると、なんだかドキッとしますよね。
期限が切れて少しくらいならまだ食べられるけど、1ヶ月とか2ヶ月前とかになると「これは食べられるんだろうか…」と不安になる人も多いはず。
でも、私は酒粕を食べ始めて4年…何度も何度も賞味期限を破って(笑)いるうちに気付いてしまったんです。
そう、酒粕って基本的にいつまでも食べられるって!

ちなみに私は、最高で1年前に賞味期限切れになっている酒粕を食べたことがありますが全く問題ありませんでした。(胃腸の弱い夫も問題なし( ´∀`)b)
だから雑菌も繁殖しにくいし、発酵食品なので常に熟成が進んでいっている状態なんです^^
なので、酒粕が賞味期限切れしたからって焦らなくても大丈夫だし、異常がなければいつまでも食べられるというわけ!
ちなみに、ここでいう酒粕の異常というのは
- カビが生えている
- 酸っぱい臭い
- 糸をひく
という現象。
これはあきらかにおかしい様子なので、賞味期限切れうんぬんの前にこんな酒粕は絶対に食べちゃダメですよ。
そして、酒粕の異常といえば「変色」も外せません。
黄色にピンク色に茶色に、気付いたときには綺麗な白色から変色してしまっていることが多いですよね…。
目に見える変化なので、不安に思う人も多いでしょう^^;
その不安をしっかり解消するために、お次は酒粕の色についてお話ししていきますよ~。
酒粕は色が変わってきても食べられるの?
賞味期限切れの酒粕を見て「な、なんか茶色くなってるんだけど!」って驚く人はきっと多いはず^^;
私なんか酒粕がピンク色になっていて、思わず捨てようとしたことがあるんですけど(笑)
でも実は酒粕の色が変わるのって、熟成によるものでごく自然のことなので賞味期限が切れていたとしても問題はないんですよね。
だから賞味期限切れ&色が変わっていても、カビや異臭などおかしな部分がないかぎり食べられるので、昔の私みたいに「腐ってる!捨てよう!」と思わないようにしてください(笑)

ちなみに酒粕の色の変化ですが、白色→ピンク色→黄色→茶色→こげ茶色と変わっていきます^^
あ、そうそう!
酒粕は色が変わるだけじゃなく、表面に白や黄色の斑点がでることがあるんです^^
一瞬「カビか!?」と疑ってしまいそうですけど、これは熟成の証なので安心して大丈夫。
私の経験では、酒粕にカビが生えることは滅多にありません!
そう、滅多に…。
酒粕のカビについて
酒粕はアルコールが含まれているので、カビも生えにくいです。
でも、酒粕の「乾燥」には要注意!
アルコールがとんでしまうと雑菌に弱くなるので、当然カビが生えますよ^^;
私は酒粕を熟成させるために常温で保存してたんですけど、うっかり酒粕を乾燥させてしまってカビを生やしてしまったことがあります…。
なので、賞味期限切れしても酒粕を食べられるように保存するときは乾燥に気をつけてくださいね。
⇒酒粕の保存方法を紹介!常温・冷蔵・冷凍での違いはなに?
さて、ここまで酒粕の賞味期限切れについてお話ししてきましたが、酒粕は
- 異常がなければ、いつまでも食べられる
- ピンク色や茶色の変色は熟成によるもので、問題ない
ことが分かったと思います^^
それではなぜ、酒粕には賞味期限が設定されてるんでしょう?
ここからはおまけのちょこっと話~。
酒粕に賞味期限が設定されているワケ
酒粕は異常がなければいつまでも食べられるのに、どうして「賞味期限」がついているのか。
実はこれ、酒粕の熟成具合が関係しているんですよね^^
前の章でお話ししましたけど、酒粕って熟成が進むごとに香り・味・色が変わってきます。
その結果、熟成した酒粕を使ったらあんまり美味しくない料理ができた…なんてことが起きるかもしれません^^;

熟成具合によって酒粕を使い分けるのは、慣れてない人にとっては難しいからね。
だから賞味期限は、何にでも使える(熟成が進んでいない)状態の間に使い切ってもらうために設定されたものなんです^^
それに個人の保存方法によっては品質が落ちることもあるし、傷み予防というのもあるでしょう。
ちなみに酒粕の色と使う料理についてですけど、個人的に
- 甘酒に使う:白~ピンク色まで
(この色の酒粕はクセが少ないので、そのまま食べても美味しい) - 粕汁やお菓子に使う:白~茶色まで
(加熱するので、クセがあってもなくても関係なし) - 漬物に使う:茶色~
(色の濃い酒粕は香りも味も濃いので、食材に酒粕の風味がしっかりつく)
がおすすめかな( *´艸`)
というわけで、ここまで酒粕の賞味期限についていろいろ見てきました。
最後にひとことお話ししたいことがあるので、もう少しお付き合いくださいね~。
まとめ
- 酒粕は賞味期限切れしていても、異常がなければいつまでも食べられる。
- 酒粕の変色は熟成によるものなので、色が白くなくても問題はない。
- 異常がなければいつまでも食べられる酒粕に賞味期限が設定されているのは、使いやすくて美味しいときに食べ終わってもらうため。
酒粕は賞味期限切れしても異常がなければ食べられますが、色の変化(熟成のスピード)は保存方法によって変わってきます^^
たとえば、
- 賞味期限切れしてても、白い酒粕
- 賞味期限内なのに、茶色い酒粕
というふうに。
だから賞味期限切れしたあとのことも考えて、あなたが酒粕をどう食べたいのかによって保存方法も変えるといいでしょう。
⇒酒粕の保存方法を紹介!常温・冷蔵・冷凍での違いはなに?

ちなみに私は漬物を作りたいとき以外は、酒粕を冷蔵保存しています^^
酒粕甘酒をよく作るからね!
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