「猫がすっごく爪切りを嫌がるんだけど、何か対策はない?」


こんにちは、発酵食品マニアで猫のしもべをしているすえさやです^^

猫を飼っていると定期的に訪れる戦い…そう「爪切り」!
人間は切ってやろうと、猫は切らせまいと必死になるので、きっとケガをする人も多いはず^^;

すえさやすえさや

かくゆう私も、以前は猫に何度もひっかかれていました…。

でも爪の伸びすぎは皮膚に傷をつけたり、絨毯やカーテンにひっかかってケガをしまうことがあるので放ってはおけません。

そこで今回は、爪切りで大暴れしていた我が家の猫ちゃんズにも効果があった対策をあなたに紹介しますね^^
また、猫をできるだけ不安にさせないような爪切りの仕方についてもお話ししているので、そちらも参考にしてみてください。

ではさっそく見ていきましょう♪


スポンサーリンク

猫が爪切りを嫌がるときの対策4つとは?


まず、対策を見る前に我が家の猫ちゃんズ、クロとミミを紹介しておきますね。

クロクロ

こんにちはニャ。
爪切りのときは、いつも体をクネクネさせて逃げていたニャ。

ミミミミ

ニャ。
爪切りなんて今でも大っ嫌いニャ!
昔は噛みつき、ひっかき何をしてでも逃げてやったけど今はなんとか我慢できるようになったニャ!

姉妹なのに性格が全く違う2匹なんですが、共通して嫌いなのが爪切り(笑)

とくにミミの場合は、もう大ごと…。
流血とか普通でしたもん^^;

そんな猫ちゃんズの爪切りをどうやってできるようにしたのか、さっそく対策を一覧で紹介しますね。

猫が爪切りを嫌がるときの対策 4つ
  1. 洗濯ネットを使う
  2. 洗濯ばさみを使う
  3. ご褒美制度
  4. 慣れさせる


きっとあなたも聞いたことがある対策が1つや2つはあるはず^^
ここからは、詳しい対策の方法や結果などを我が家のクロとミミを例にお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まず1つ目の対策は病院に連れていくときなんかにもよく聞く「洗濯ネットを使う」方法について!

爪切りを嫌がるときの対策その1:洗濯ネットを使う


この方法は目が粗めの大きい洗濯ネットに猫を入れ、爪だけを出してカットするというもの。

猫の体がすっぽり覆われるので、例え猫が大暴れしたとしても人間がひっかかれたり噛まれたりするリスクがかなり減ります^^;


我が家のミミは爪切りの度に蹴るわ暴れるわ引っ掻くわだったので、洗濯ネットをよく使っていました。

何もしないままだと1本も切れないどころか人間がケガをしていたのに、洗濯ネットを使うだけでケガもなく一気に3本も切ることができたので、かなり助かりましたね~。

すえさやすえさや

ちなみにクロの場合はもともと抵抗が小さかったので、洗濯ネットに入れるだけで手の爪は全部一気に切ることができましたよ^^

ただ、洗濯ネットに入れられるというのは猫にとってかなりのストレスみたい…。
ネットに入れられるとクロもミミも「ニャーニャー」叫ぶんですよね。

しかもミミの場合は、洗濯ネットを持って近づくだけで逃げるようになってしまいました。(爪切りをしたあとのグルーミングも酷くもなったし…)

ただ、クロは逃げなかったしストレスからいつもと違う行動をとったりすることもなかったので、個体差があるみたいです^^;

なので洗濯ネットを使って爪切りをしたあとは、猫の様子をしっかり観察しててあげてくださいね。
それでもしも何か異常を感じたら、洗濯ネットを使うのは止めておきましょう。

クロクロ

洗濯ネットは出られないから諦めて大人しくするニャ…。
さっさと爪切りして早く出せニャ!

とまぁこんな感じで洗濯ネットが大丈夫な子はこれでもいいんですが、もし「拘束するのは可哀想」だったり「洗濯ネットをものすごく嫌がる」場合は拘束せずに切れる洗濯ばさみを使う方法を試してみるといいですよ^^

爪切りを嫌がるときの対策その2:洗濯ばさみを使う


この方法は、洗濯ばさみで猫の首の付け根を挟むだけ!(挟む力が強いものはNG)
かなり暴れん坊のミミでも少し効果があったので、爪切りを猛烈に嫌がる子にとくにおすすめです^^

それに爪切りによるストレスも、洗濯ネットを使うより少ないはず。


というのも、猫の首の付け根を洗濯ばさみで挟むのは、猫がもともと持っている「反射反応(首の付け根部分に力を加えると体が固まってしまうこと)」を利用したものなんですよね。

実際、うちのミミも洗濯ばさみを使っていましたが、洗濯ネットを使っていたときのような過度なグルーミングをすることはありませんでした。
洗濯ばさみを見せても、逃げずにおもちゃにして遊ぶくらいだったし^^


ただ、赤ちゃん猫のときに母猫に首元を咥えられたことがないのか首元が鈍いのか…挟んでも全然効果がない猫もいます

うちの猫ちゃんズは赤ちゃんの時に捨てられていて母猫に咥えられなかったせいなのか、洗濯ばさみで挟んでも5~10秒くらいしかもちません(笑)

途中から暴れはじめるので、もしあなたの猫ちゃんも嫌がるそぶりを見せ始めたら使うのは止めておきましょう。
爪切りがもっとイヤになっちゃいますからね^^;


でも洗濯ネットも洗濯ばさみもダメ…となると、どうやって爪切りをしたらいいんでしょう?

もうそうなったら猫のご機嫌をよくするアレしかありません。
そう、ご褒美です(笑)

爪切りを嫌がるときの対策その3:ご褒美制度


猫が爪切りを嫌がるとき、爪切りに対してマイナスのイメージがついていることが多いです。

前に深爪や肉球を切られて痛かった…とか、病院で押さえつけられて切られた…とかね。

だからそのマイナスイメージを上手くプラスのイメージに変えることができれば、猫は爪切りをそこまで嫌がらなくなるんですよ^^

じゃあ、どうやって爪切りをプラスのイメージにするのかですが…。
それは猫によって違いますけど、やっぱり

  • 遊んであげる
  • おやつをあげる

など、その猫が好きなことをしてあげるのが一番でしょう♪

すえさやすえさや

ちなみにミミは遊ぶのがご褒美になるんですが、クロは遊ぶよりもおやつのほうが良いみたい^^

とにかく嫌な爪切りのあとで猫の好きなことをすればOK!

最初は爪を1本しか切れなくても、だんだん切れる本数が増えてくるのでとにかく焦らないことが大事です♪


そしてこれが当たり前になってくると、次の対策「慣れさせる」ができるようになってきますよ~。

爪切りを嫌がるときの対策その4:慣れさせる


「慣れさせる」というのはかなりかな~り根気のいる対策なんですが、できてしまえば道具を使わなくても普通に爪切りをすることができるので、今後がかなり楽になります。

(もう対策…というか、爪切りの練習^^;)

すえさやすえさや

ちなみに我が家の猫ちゃんズはしっかり慣れさせたので、今ではもう洗濯ばさみとかご褒美も使わずに、両手足の爪切りをササっと一気に出来るようになりました♪

では爪切りをするたびに大暴れしていた猫をどうやって慣れさせていったのか…詳しい方法を紹介しますね。

猫に爪切りに慣れてもらう方法

  1. 1日に数回、猫をお膝に乗せて足先を触る(短時間でOK!慣れたら次へ)
  2. 手順1を継続しながら、1日に1回、爪切りを足先にちょんちょん当てる(爪は切らない、慣れたら次へ)
  3. 手順1と2を継続しながら、週1回爪切りをする(嫌がったらすぐ止めること、1本でもOK
  4. 爪が1本でも切れたら大げさなくらい褒めてあげる(ご褒美をあげるとよい^^)


私はこの方法を3ヶ月くらい続けました。
もちろん最初の1~2ヶ月は戦争のような日々でしたよ(笑)

今まで病院で爪切りをしてもらっていたので、そのたびに補助で押さえつけられたことがトラウマになっているみたいで…。
最初は私が足先を触るのも嫌がるくらいでした^^;

でも半年たつ頃には両手だけだと1回で切れるし、1年たつ頃には両手両足の爪を1回で切れるように!


慣れるまでとても時間と根気がいりますけど、慣れてしまえば猫にとっても人間にとっても一番ストレスが少なくてすむのでおすすめですね。

ミミミミ

お母ちゃんが毎日爪切りに慣らしてくれたから、今では良い子にできるニャン。

猫は爪切りをかなり嫌がりますが、これも猫の健康を守るため!
しっかり対策をとって、ストレスにならないように素早く爪切りをしてあげましょう。

そのためにも猫の爪切りの仕方や、切る位置をしっかり把握しておくことが大事です^^
人間がモタモタしたり不安になったりすると、猫もそれを感じ取って安心できませんからね。


スポンサーリンク

自分も猫も安心!正しい爪切りの仕方とは?

1.猫を膝に乗せる


このとき猫の背中人間のお腹がくっつくようにし、人間は膝を立てて猫のお尻を支えてあげましょう。(洗濯ネットに入れてても同じように)

不安定な姿勢だと猫が動いてケガをさせてしまうことがあるので、猫が下にずれたりしないように姿勢を安定させてあげるのがポイントですよ^^

2.手または足を軽く握り、爪の根元を押して爪を出す


爪は軽く押すだけで出るので、力の入れすぎに注意しましょう。

3.爪を切っていく


猫の飼い方の本を見たことがある人、お医者さんやトリマーさんに切ってもらったことがある人にとっては写真の位置だと「全然切れてないじゃん」と感じるかもしれません。

でも正直、本や病院や美容室の切り方だと切りすぎていることが多いんですよ。

きっと頻繁に切らなくてもいいようにするためだと思うんですが、あまりに爪が短いとキャットタワーとかで踏ん張りがきかずに転落する原因になることも…。


実際、クロとミミも病院で爪を切ってもらったあとはキャットタワーから転落することがよくありました。(タワーを駆け上がったり下りたりしたときは特に)

なので若くて元気な猫ほど、爪の切りすぎには気をつけてくださいね。

さてここまで、猫の爪切りについて色々見てきましたが、最後にもう一度復習をかねて振り返っておきましょう。

まとめ

  • 猫が爪切りを嫌がるときの対策4つとは
    1. 洗濯ネットを使う
    2. 洗濯ばさみを使う
    3. ご褒美制度
    4. 慣れさせる

    である。

  • 猫を不安にさせない爪切りの仕方
    1. 猫を人間に密着させて、安定するように抱く
    2. 手または足を軽く握り、爪の根元を押して爪を出す
    3. 深爪しないように余裕をもって切る

    である。


猫は爪切りに嫌なイメージを持っている限り、いつまでも暴れます…。

だから動きを抑えるタイプの対策だけでなく、少しずつ「イヤなものじゃないよ~」と教えて、爪切りに慣れてもらうことも大事なんですよね^^


とくに足先を触られるのがイヤな子も多いので、1日の中で何度も抱えて軽く触るのを繰り返すといいでしょう。(抱っこが嫌いな子もいるので手短にするとGood!)

慣れさせるにはとても根気がいるけど、なれたら人間と猫の両方のストレスが減るのでゆっくり頑張っていくことをおすすめします^^


ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
  • ゲームも好き
  • 韓国語の勉強中

SNS

SNSではブログに載せていない写真だったり、お話をしています

  • Instagram
    ↑ 猫メイン(=・ω・=)♥(写真がたくさん溜まったら一気にあげるスタイル)
  • X(旧:Twitter)
    ↑ 新着記事の情報、その他たまにつぶやきます
  • 公式LINEアカウント
    ↑ 新着記事の情報、ブラッシュアップ記事の情報をお知らせ(個別チャットで発酵食品についての相談も受け付けております)

この記事と関連のある記事(一部広告を含む)