~休憩中に車内を探検するミミ(走行中は猫をキャリーに入れること!)~
「猫と車移動しないといけなくなった!しかも長距離!」
「愛猫の負担を減らすために、どんなことに注意すればいい?」
こんにちは、2匹の猫の下僕をやっているすえさやです^^
ここにきてくださったということは、あなたも猫といっしょに長距離を車移動しないといけなくなったんですね。
きっと、どうすればいいのか不安でいっぱいのはず…。
だって私も猫が2匹いるんですけど、初めてその子達と6~7時間(福岡県~広島県)の車移動をしたとき本当に心配ばかりだったから^^;
でも今では、猫2匹をつれて
- 年におよそ3回
- 6~7時間の車移動(里帰り)
をするようになってはや5年。私も猫ちゃんズももう慣れたものです^^
なので今回は、猫とのドライブが不安なあなたのために、私が感じた「猫との長距離の車移動での注意点」についてお話ししていきますね。
また猫ちゃんとの車移動に必要なグッズも紹介しているので、最後まで読めばあなたの不安もきっと軽くなるはず!
ということで、それではさっそくレッツゴー(●´∀`)9
猫と長距離の車移動で気をつけることは7つ!
猫ちゃんと一緒に長距離の車移動をするなら、気をつけて欲しいことはズバリ7つ!
ちょっと数が多いので、まずは一覧で見てみましょう^^
- 車に乗る前のご飯は少なめにする
- 出発前にうんちとおしっこ両方をすませる
- 車の冷暖房をしっかり入れる
- 車の中を落ち着けるスペースにする
- 車の走行中やドアを開けるときは必ずケースに入れる
- 休憩をこまめにとる
- より丁寧な運転をこころがける
どれもザックリとしか紹介してないので、ここからは1つずつ詳しくお話ししていきますよ。
…と、その前に。
ここからちょくちょく登場する我が家の猫ちゃんズのご紹介を^^
私はクロ。
人見知りは激しいけど、物に対する警戒心はうすくて新しいもの好き!
私はミミ。
人見知りはぜんぜんしないけど、物音とかに意外とビビりにゃの。
★もと捨て赤ちゃん猫だったこの子たちをを育てあげたお話はこちら
⇒子猫の育て方(生後2週間~1歳)!2匹を育てあげた私の経験談
さてさて我が家の猫ちゃんズの紹介もできたので、ここからはいよいよ「猫と長距離の車移動をするときの注意点」についてお話ししていきますよ~。
まずは車に乗る前の注意点から!
猫と長距離の車移動をするときの注意点その1:車に乗る前のご飯は少なめに
人間もご飯を食べてから車に乗ると、なんだか酔いやすいですよね。
猫も人間と同じで、普段通りにご飯を食べると車に酔いやすくなってしまうんです^^;
だから、車移動をする前はご飯をあまり食べさせないほうがGood!
もしも車酔いする猫ちゃんだったら、絶食・絶飲でもいいかもしれません。
ちなみに、我が家はクロとミミが長距離の車移動をするときはご飯をいつもの3分の1くらいの量であげています^^
基本的に猫はちょこちょこ食べだし、量が少なくてもたいして気にならないニャー
猫と長距離の車移動をするときの注意点その2:出発前にうんちとおしっこ両方を済ませる
もちろん、車にも猫のトイレは乗せますよ。
でも出発前にうんちとおしっこは済まさせておいたほうが安心です^^
というのも、車に慣れていない子はもちろん車に慣れている子でさえ、車の中ではトイレをしないことが多いんですよね。
我が家の猫も小さなころから車移動しているのに、車内ではほとんどトイレをしません。
だって、窓の外の景色とか人のほうが気にニャるんだもん!
ちなみに私は車に乗る時間までにトイレを終わらせてもらえるように、ご飯を車に乗る1時間半前にあげるようにしています^^
ご飯を食べると腸の動きがよくなるのは猫も人間も同じみたいで、だいたい食べてから30分~1時間の間に済ませてくれるんですよね。
とはいえ、猫ちゃんによってトイレのタイミングは違うものなので、あなたの猫ちゃんに合ったタイミングでご飯をあげてトイレを済まさせてあげましょう。
さて、これで猫を車に乗せる準備は完璧!
…じゃない!
猫ちゃんの準備はできてるけど、猫を乗せるための車の準備ができてません^^;
猫と長距離の車移動をするなら、車の中の環境にもいろいろ気をつけないといけないことがあるんですよね。
猫と長距離の車移動をするときの注意点その3:車の冷暖房をしっかり入れる
人間だけだと窓をあけて風を感じるだけで涼しくなったり、ちょっと着込んで暖かくすることができますが、猫ちゃんにはそんなの無理!
毛皮を着てるから風なんて感じないし、暑いからって毛皮を脱ぐこともできないニャ
ちなみに、我が家の車内の冷暖房の設定温度はだいたい
- ちょっと暑くなってきた初夏:23度
- ガンガン夏のとき:18度
- ちょっと寒さがつらくなってきた初冬:25度
- 寒すぎて凍えそうな冬のとき:30度
くらいかな。
車は金属の箱で外の天気の影響をダイレクトに受けるので、夏も冬も室内の冷暖房の設定に比べるとだいぶ低いし高くなります^^;
★室内のエアコン温度について
⇒猫にエアコンはいつから必要?気になる温度&月々の電気代を発表!
もちろん猫ちゃんによって暑がりや寒がりな子がいるので、あなたの猫ちゃんに合わせた設定温度にしてあげてくださいね。
そして猫ちゃんが車に乗っている間は、冷暖房もずっと入れっぱなしにしておくこと!
とくに真夏&真冬は人間が思っているよりすぐ、車内の温度が変化します。
ただでさえ車移動に慣れていない猫ちゃんが、ちょっとでも快適に過ごせるように「車内の温度は一定に保ってあげること」これを心がけましょう。
さて、猫ちゃんと長距離の車移動をする環境で気をつけたいことが実は車内の温度のほかにもう一つあるんですよね!
そう、それは雰囲気づくりです^^
猫と長距離の車移動をするときの注意点その4:車の中を落ち着けるスペースにする
~車の走行中、あおむけで寝ているミミちゃん~
猫は車移動に慣れていないし、むしろ「車 = 病院」なんて嫌なイメージをもっている子のほうが多いはず…。
我が家の猫2匹だって、車に乗る前は病院を連想してめちゃくちゃ暴れますしね^^;
でも緊張していると車にも酔いやすくなってしまうので、できるだけ猫ちゃんには早く落ち着いてもらわないといけません。
そこで大事になってくるのが、落ち着けるスペースをつくること!
とくに、車の走行中ずっと入っているキャリーケースには
- お気に入りのタオルケットやミニ毛布
- お気に入りのおもちゃ
を入れるのがおすすめです^^
暇になったときは、おもちゃにケリケリして遊ぶこともあるニャ
そして、キャリーケース以外では
- トイレを後部座席下やトランクに置く
(狭い場所においておくと入りやすい) - 車の芳香剤をとっておく
(猫にとって芳香剤の香りはきつすぎる)
といいでしょう^^
ということで、これで猫ちゃんを車に乗せる準備ができたので、猫をキャリーケースに入れてさっそく出発!
…したものの「ニャーニャーニャーニャーニャー(=^・・^=)」
はい、鳴き鳴き攻撃です。
実は車移動に慣れている猫ちゃんでも、こうやって鳴くことはよくあるんですよね。
我が家の場合は「キャリーから出して車の中を探検させろ!」という要求のことが多いんですが…。
猫と長距離の車移動をするときの注意点その4:車の走行中やドアを開けるときは必ずケースに入れる
キャリーケースの中で猫ちゃんが鳴いていると、つい可哀想になって
- キャリーをちょっとだけ開けて、少し撫でてあげよう
- キャリーが狭いのかも…少し出してあげよう
なんて思うかもしれませんが、走行中にキャリーを開けたり猫を自由にさせるのは、絶対にしてはいけません。
だって、猫がするりとキャリーから出て運転席の足元に潜り込んだりしたら、超危険ですよ!
実際に猫がブレーキの下に潜り込んだせいでブレーキが踏めず、事故にあってしまったという人の話を聞いたことがありますし。
猫ちゃんを外に出してあげたいときは、必ず車を止めてからキャリーを開けるようにしてくださいね。
こっちとしては早くキャリーを開けて欲しんだけど…次の休みまで我慢ニャ
車を止めて休憩しているとき人間が外に出ることもあると思いますが、このときも猫ちゃんにはキャリーケースに入ってもらいましょう。
(車のドアを開けた瞬間、猫が脱走する可能性大!なので^^;)
ちなみに、我が家では1~2時間に1回は必ず休憩を入れるようにしています^^
実はこの細かい休み…人間のためというよりも猫のためなんですよね。
猫と長距離の車移動をするときの注意点その5:休憩をこまめにとる
車に慣れていない猫ちゃんにとって「車の揺れ」が何時間も何時間も続くのって、すごくストレスなはず。
だから休憩を1時間に1回はとって、車の揺れを止めてあげましょう。
ちなみに休憩中なら、キャリーケースは開けても大丈夫ですよ^^
…でも猫ちゃんによっては、開けたとしてもケースから出たがらない子もいます。
これは「ケースの中のほうが安心」ということなので、絶対に無理に出そうとしたりしないこと^^
そして車に慣れている猫ちゃんにとっては自由にできないキャリーケースに入れられっぱなし、というのがストレスになるので休憩中は車の中を自由に見させてあげるといいでしょう。
でも車の中で自由にさせるときは、脱走防止のために
- 窓を開けない(開けるとしても猫の頭が入らないくらい)
- ドアを開けるときは必ずキャリーケースに戻す
ことをお忘れなく^^
ちなみに、猫ちゃんと車の外に出て散歩することについて
- 普段から、リード&ハーネスでお散歩する猫ちゃん
- たくさんの人に慣れている猫ちゃん
なら、車の外にでて散歩させるのもいいと思います^^
でもそうじゃない猫ちゃんは、外に出さずに車の中だけにしておきましょう。
知らない場所(騒音・ニオイ)や人混みがストレスになるし、地面におろしたとしても縮こまって動かないでしょうから。
ちなみに我が家は完全室内飼いなので、車の外には一切出しません(‘◇’)ゞ
あと、ほかにも気をつけて欲しいことがあるので、ちょっとお話ししておきますね!
それは、
- 休憩中も冷暖房は切らない
(とくに真夏&真冬は、車内の温度が一気に変化するので) - 車内に誰か一人は人がいるようにして、猫を置き去りにしない
- できれば水を飲ませる
(鳴きすぎなどで喉が渇くことがある)
(慣れない場所、状況で猫を不安にさせないため)
ということ。
とはいえ、水に関しては猫ちゃん次第かな^^;
本当は定期的に飲ませたほうがいいんですけど、車の中では飲み食いしない子が多いんですよね。
無理矢理飲ませてもストレスになるし車へのイメージも悪くなるので、我が家では水を欲しがるようならあげるし、いらないようならあげないようにしています^^
…と、こんな風に猫ちゃんとの長距離の車移動は、乗る前から休憩中まで注意することがもりだくさん!
でもどれもこれも猫ちゃんのためなので、しっかり守ってあげてくださいね。
そして最後に、車を運転するときに気をつけて欲しいことがあるのでそのお話をちょっと^^
猫と長距離の車移動をするときの注意点その6:より丁寧な運転をこころがける
普段から丁寧な運転をされていると思いますが、猫ちゃんと車移動するときはより丁寧に運転するようにしましょう。
というのも猫は横の重力に弱いみたいで、スピードを出したままカーブに入るとヨロッとなってしまうんですよね^^;
とくに子猫や老猫は筋肉も弱いので、ひどいとそのままコテンとこけてしまうことも…。
そういえば、私も最初のころはよくこけてたニャ。
いや、ほんとそれはゴメン^^;
君たちがどのくらい横の重力に抵抗できるのか、まだわかってなかったんだよ…。
まぁ今では重力に合わせて、体重移動までできるようになったけどニャ!
なので、車を運転するときはカーブ前でしっかりスピードを落としてから入るようにしてあげましょう。
さて、ここまで猫ちゃんと長距離の車移動をするうえでの注意点をお話ししてきました。
でも、より安心して猫ちゃんと車移動できるようにするためには、それなりに必要なものをそろえなければいけません。
なのでお次は猫ちゃんと車移動するときに必要になる「グッズ」についてお話ししていくので、あなたもぜひそろえてから出発してくださいね^^
猫と車移動するときに必要なグッズとは?
猫ちゃんによって必要なグッズは変わってきますが、大事なひととおりのものは下のようになります^^
キャリーケース
布のようなやわらかいものじゃなくて、しっかりめのものがおすすめ。
急ブレーキや追突されたときのことを考えて、シートベルトでケースと車を固定できるものが安心ですね^^
もしも車酔いする子だったり吐いてしまうのが心配なときは、掃除のしやすい素材のものにしておくとサービスエリアでケースも綺麗にしてあげられますよ。
★私の猫ちゃんズが使っているキャリーケースはこちら
⇒猫のキャリーバッグでおすすめ2つとは?使い心地を徹底レビュー!
お気に入りのタオルケット数枚
猫ちゃんは自分のニオイのついたものがあると落ち着くので、普段使っているものをそのままケースに入れてあげるとGood!
1枚はキャリーケースにひいて、残りは吐いてしまったときの替えのために持っていきましょう。
トイレ
我が家は軽自動車ですが、いつも使っているトイレを持ち込んでいます^^
もし車にトイレが入らないようなら、臨時でトイレを小さめのものにかえるといいですよ。
そのとき、トイレ砂は家で使っているトイレからそのままうつしてあげると、自分のニオイがついていていいのでおすすめですね。
ちなみに普段からその小さめのトイレにも慣らしてあげていると、猫ちゃんも安心だと思います^^
タオル数枚(フェイスタオル(35×84cm)がおすすめ)
猫がもし吐いてしまったときの掃除用として用意しておきましょう。
ビニール袋
猫がうんちをしたときに使ったり、猫が吐いたときに掃除で使ったタオルを入れたり。
猫用掃除スプレー(香りのないもの)
猫が吐いてしまったとき、ケースの汚れを拭き取るのに使います^^
香りがあると猫がその香りで酔ってしまうことがあるので、無香料タイプを選んでくださいね。
エサ入れ&水入れ
車に慣れている猫でも、車の中では飲み食いしないことが多いです。
でも長時間の移動になると、ご飯や水が欲しくなる子もいるので念のため用意しておきましょう。
いつものエサ&水道水(もしくは猫用の水)
外出先で猫に水をあげるとき、自販機で買ったミネラルウォーターをあげようと思う人が多いかもしれません。
でもミネラルウォーターはマグネシウムなどのミネラルが多いので猫にはNG!(尿結石になりやすくなります)
家から水道水や猫用の水をもってくるのがおすすめですよ^^
お気に入りのおもちゃ(ケースに入るくらいのサイズ)
車に慣れている子だと、車の走行中ってかなり暇なんですよね^^;
我が家の猫ちゃんズも車の走行中は暇らしく、おもちゃを入れておくと遊んでいることが多々あります。
だから車に慣れている子限定で、ケースにおもちゃを入れておくといいですよ。
車に慣れていない子にはかえって邪魔になるので、入れなくても大丈夫!
リードとハーネス(必要な猫ちゃんのみ)
普段からリードとハーネスで散歩をしている&人混みに慣れている猫ちゃんが、休憩中にお外に出るときに必要になります。
(猫ちゃんを外に出すなら首輪だけだと暴れたときに抜けるので必ずハーネスもすること)
とはいえ、慣れない場所だと外に出たがらない子も多いですし、出たとしても小さな子が寄ってきたり車の騒音がすごかったり…。
猫ちゃんにストレスになることも多いので、わざわざ外に出さなくても問題はありません^^
ということで、ここまで猫との車移動で注意しないといけないこと&必要なグッズについてお話ししてきました。
気をつけないといけないことも準備しないといけないのものもたくさんあったけど、どれも猫ちゃんとの車移動では大事なものばかり!
なので最後に要点だけをもう一度ふり返っておきましょう^^
まとめ
- 猫と長距離の車移動をするときの注意点7つとは
- 車に乗る前のご飯は少なめにする
- 出発前にうんちとおしっこ両方をすませる
- 車の冷暖房をしっかり入れる
- 車の中を落ち着けるスペースにする
- 車の走行中やドアを開けるときは必ずケースに入れる
- 休憩をこまめにとる
- より丁寧な運転をこころがける
ことである。
- 猫と長距離の車移動をするときに必要なグッズとは
- キャリーケース
- お気に入りのタオルケット数枚
- トイレ
- タオル数枚
- ビニール袋
- 猫用掃除スプレー(香りのないもの)
- エサ入れ&水入れ
- いつものエサ&水道水(もしくは猫用の水)
- お気に入りのおもちゃ(車に慣れている子のみ)
- リードとハーネス(必要な猫ちゃんのみ)
である。
猫ちゃんの中には距離うんぬんの前に、車移動そのものが苦手な子もいます。
そんな子に長距離の車移動はとても過酷なものでしょう。
よだれが出たり吐いてしまったり…とても辛いはず。
なのでそんなときは、電車や新幹線で移動するのも手ですよ^^
目的地にも早く着くし、車のように揺れが酷いわけでもないですしね。
★猫と電車や新幹線に乗るならこちらをチェック!
⇒猫を電車や新幹線に乗せるときの注意点4つとは?経験者がご紹介!
とはいえ、ど~しても車で長距離移動しなければならないのなら、病院で酔い止めを処方してもらうといいかもしれません。
そして車に弱い子もそうじゃない子も、目的地に着いたらゆっくり休ませてあげましょう^^
我が家の猫は車に慣れていますけど、それでもついた途端、トイレして、水とご飯をもりもり食べて、パタッと寝てしまいますからね。
ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人?
- 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち)
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