「美味しい甘酒が飲みたい!」
「梅で甘酒を作ってみたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
私はこれまでいろんな食材(さつまいもや栗など)で米麹甘酒を仕込んできたんですが、その中でもダントツで美味しかったのがこの「梅甘酒」。
最初はお試しのつもりで作ったんですけど、思っていた以上に美味しくて梅の時期は毎回作るようになりました。
梅甘酒は普通の米麹甘酒よりもすっきりした甘さだし、米麹甘酒の独特な香りもやわらぐのでかなり飲みやすいんですよね。
しかも1年の中の限られた時期にしか作ることができないから特別感もあるし。
今回はそんな梅甘酒の作り方をお話ししていくので、ぜひあなたもぜひ作ってみてください^^
1度作ったら来年も作りたいなってきっと思うはずだし、梅好きなら梅甘酒はたまらない美味しさだと思いますよ。
デザートにもおすすめ!梅甘酒の作り方とは?
ではまず、梅甘酒を作るのに必要な材料を準備しましょう。
梅甘酒の材料と分量(出来上がる量はだいたい500cc)
- 熟した梅:200g
- 米麹:200g
- 水:350~450cc
水の分量に差があるのは、ここで完成後の梅甘酒のとろみを変えるからです。
完成後は舌触りをよくするためにブレンダーにかけるのをおすすめしているんですが、
- 350cc:かなりドロドロ(シャーベットにするならこっちがおすすめ)
- 450cc:さらさら(飲むならこっちがおすすめ)
という感じになるので、梅甘酒をどう消費するのかによって水の量を調節してくださいね。
また、梅は熟して黄色くなったものを使うんですが青いものしか売っていなくても大丈夫。
お家で黄色くなるまで追熟させましょう。
参考までに私がしている追熟の方法もお話ししておくので、青い梅しかなかった場合はぜひ追熟させてみてくださいね。
梅の追熟方法
- 梅を買ってきたらザルに出して乾かす(袋の中に詰められていると梅が濡れていることが多いから)
- 傷んでいる梅、未熟な梅(おしりがとんがっている梅)を取り除く
- ザルに新聞紙をひきその上に梅を置いて、梅の上に新聞紙をかける
- 涼しくて暗いところに置いておく
と室温にもよりますが、だいたい3日くらいで黄色くなります。
もし追熟がうまくできるか心配だったら「6月下旬」くらいまで待つのもアリですね。
その頃になると売られる梅はたいてい熟れて黄色くなっているので、買ってすぐに使うことができますよ。
梅甘酒の作り方
1.梅を洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取る
2.竹串で梅のへたをとる
3.甘酒を作る容器を消毒する
容器の消毒は熱湯や食品用アルコールを使いましょう。
ちなみに私はタニカさんのヨーグルトメーカーを使っているので、消毒は電子レンジで行っています。
★タニカのヨーグルトメーカーについてはこちら
⇒ヨーグルトメーカーはタニカがおすすめ!愛用者が話す8つの理由とは?
4.容器に梅、米麹、水を入れて軽く混ぜる
5.ヨーグルトメーカーのタイマーを8時間60℃にセットする
ヨーグルトメーカーがない場合は「炊飯器の保温モード」や「電子レンジの発酵モード」で作るのがおすすめです(鍋や魔法瓶は温度が下がりやすいので、梅が固いままになる可能性があります)
★それぞれの方法を使った米麹甘酒の作り方はこちら
⇒米麹甘酒の作り方は簡単!5つの方法を試した私のおすすめはコレ!
6.梅と米麹が柔らかくなっていたら完成
食べやすいように清潔なスプーンで梅をほぐしながら種をとりましょう。
また、味のまばらさや舌触りの悪さをなくすためにもブレンダーにかけるのがおすすめです。
飲むときは水や炭酸水で割ると爽やかに飲めますけど、もちろんそのままでも美味しく飲めますよ。
そのままの梅甘酒は味が濃いのでヨーグルトに混ぜたり、製氷皿に入れてひとくちシャーベットにすることもできるので、いろいろな食べ方をしてみてくださいね。
梅甘酒の保存方法と保存期間
梅甘酒は冷蔵保存と冷凍保存ができます。
保存期間は冷蔵保存だと約1~2週間、冷凍保存だと約1ヶ月くらいが美味しく食べられる期間ですね。
私は冷凍で2ヶ月くらいもたせることもあるんですけど、やっぱり梅の香りや味が落ちていくので美味しく食べたいなら期間内に食べるのがおすすめです^^
ということでここまで見てきた梅甘酒の作り方をもう1度振り返っていきましょう。
まとめ
- 梅甘酒の作り方は
- 熟れた梅を洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取る
- 竹串で梅のへたをとる
- 甘酒を作る容器を消毒する
- 容器に梅、米麹、水を入れて軽く混ぜる
- 8時間60℃で保温する
- 梅と米麹が柔らかくなっていたら完成
である。
梅甘酒はさわやかで甘酸っぱくて、飲み物にもデザートにもなります。
しかも美味しいだけじゃなくて、梅には疲労回復に効果的なクエン酸や抗酸化作用のあるビタミンEが豊富だし、これが米麹と合わさってさらなる元気ドリンクになっているのも嬉しいところ( *´艸`)
★米麹甘酒の詳しい効果はこちら
⇒米麹甘酒の効果は4つ!愛飲者の私が体験談も一緒にお話しします
ただ1つ残念なことがあるとするなら、梅は手に入れられる時期が限られているというところでしょうか。
1年のうち、だいたい5月~6月のうちしか買えないのでお店で梅を見るようになったら、ぜひ試せるうちに梅甘酒を作って飲んでみてくださいね。
きっと毎年の楽しみになるくらいハマるはずですよ♪
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