「味噌を長持ちさせる保存方法が知りたい!」
「味噌の保存にはどんな容器がおすすめ?」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
スーパーで売っている味噌の容器ってカップタイプから袋タイプまで種類は様々ですよね。
だから、開封後は移しかえたほうがいいのか…とか、保存方法について悩む人は結構多いはず(袋タイプはとくに)
ちなみに私は昔、袋の味噌の端を切って使い、使ったら開封した部分にラップをしてそのまま冷蔵庫へ…なんてこともしていました。
でもそうやって間違った保存をしていたせいで、少し使わない間に切り口にカビが!なんてこともあって…^^;
でも今では味噌をちゃんと保存できるようになって、味噌を乾燥させることもカビを生やすこともなくなりました^^
最後まで読めばあなたも味噌を美味しいまま、長~く楽しむことができるようになりますよ。
それでは、さっそく味噌の正しい保存の仕方を見ていきましょう!
味噌の正しい保存方法とは「2つのポイント」を守ること!
味噌を長~く持たせる保存方法には、大事なポイントが2つあるんです^^
それは、ズバリ下の通り。
- 保存温度は低くする
- 空気に触れさせない
では今からこの2つのポイントがどうして大事なのか、具体的にどう保存すればいいのかを詳しくお話ししていきますね♪
まずは1つ目のポイント「保存温度は低く」について。
味噌の保存方法に大事なポイントその1:保存温度は低くする
お店では味噌が常温で置かれていることが多いし、それを見ると「味噌は常温保存でもいいのかな?」と思ってしまう人は多いはず。
でも、味噌を長くもたせたいなら常温じゃなくて「冷蔵庫」か「冷凍庫」での保存が絶対おすすめ!
というのも、味噌って微生物によって作られた発酵食品なので、菌によって常に発酵(熟成)が進んでいる状態なんですよね。
そして味噌の熟成は適度だと味噌のうま味が増えて美味しいんですが、行き過ぎると美味しくなくなってしまうんです^^;
ちなみに、私が味噌を長く保存して熟成が進んだときは、
- 色が褐色になる(黒くなっていく)
- 液体が出てくる
- 渋みを感じる
などの変化がありました。
個人的には、色の変化や液体があったところであんまり気にはならなかったんですけど、渋みだけはダメでしたね…。
味噌汁を飲むのに抵抗感を持つくらい、本っ当に美味しくなかった(笑)
保存する温度が低ければ味噌を発酵させている微生物の動きが鈍くなる(熟成を遅らせることができる)ので、美味しい味噌を長く楽しめますよ。
しかも、味噌を取り分けたときに入ってしまった雑菌の動きも鈍くすることができますしね^^
あ、そうそう!
「味噌を冷凍した場合、解凍はどうすればいいの?」と不安に思うかもしれませんが、味噌に解凍の必要はないので心配しなくて大丈夫。
味噌は-30度以下にならないとカチコチにならないので、家の冷凍庫くらいでは少し硬くなるくらい^^
普通にスプーンで取って使うことができるので、安心して冷凍してくださいね!
先に使うものを冷蔵してその他を冷凍にしていれば、味噌を急いで消費しなくて済むのでかなり助かりますよ。
あなたも冷蔵保存と冷凍保存をうまく使い分けて、味噌を焦らずゆっくり使っていってくださいね^^
とここまで味噌の保存温度を低くすることの重要性をお話ししてきましたが、味噌の保存には大事なポイントがもう1つ。
そう「空気に触れさせないこと」も気にしないといけません。
味噌の保存方法に大事なポイントその2:空気に触れさせない
味噌をせっかく低温で保存していても、空気に触れさせていては意味がありません。
なぜなら、味噌が空気にずっと触れていると味噌を乾燥させてしまったり、空気中の雑菌が味噌についてしまうから^^;
なので、味噌を開封したら断面が空気に触れないように
- カップタイプなら表面をならし、付属の紙シートやラップで覆ってフタをする
- 袋タイプなら容器に移しかえて、表面をならしラップで覆いフタをする
といった方法をとりましょう。
とはいえ、味噌を容器に移したほうがいいと言われても「どんな容器がいいのか分からない」って人は多いはず。
私も最初はタッパーにガラスにいろいろと試しました^^;
でもその中で「これが一番いい!」と思うものを見つけたので、お次は味噌の保存におすすめの容器について紹介しますね。
味噌を保存するときにおすすめの容器とは?
味噌を保存する容器は、フタができて(口を結べて)空気に触れなければ
- 食品用ビニール袋
- ジップロック
- タッパー
- ガラス
- ホーロー
など、何でも大丈夫です^^
でも私が「これ良いわぁ~」と思ったのは、食品用ビニール袋&ジップロック!
もともと祖母がそうして保存していたこともあって、私もやってみたんですが…これが意外と便利^^
タッパーみたいにニオイや色が移ることもないし、ガラスのように重くもない。
使うたび味噌にぴったりビニールを合わせて口を結べばOKだし、使い終わったらすぐ捨てられるから洗い物も出ない。(私は生ごみ入れに使ったりもしてます^^)
ほら、いいこと尽くしでしょう?( *´艸`)
とくに私は夏場に露のついたガラス容器を滑らせて落としそうになったので、掴みやすいビニール袋はもう最高!
とっても簡単なので、ぜひお試しあれ♪
食品用ビニール袋&ジップロックを使った味噌の保存方法
用意するもの
- 味噌
- 食品用ビニール袋:2枚
- ジップロック:1枚
- 輪ゴム:1つ
ここで注意なんですが、味噌を保存するビニール袋はしっかりぶ厚いものを選びましょう。
100均とかによくあるチャリチャリした袋だと、時間が経ったときに漏れてしまうことがあります^^;
ちなみに私は、祖母も使っている国産の袋を愛用中。
では、味噌を保存するために必要なものが分かったところで、さっそく保存方法の紹介です♪
味噌の保存方法
1.食品用ビニール袋に味噌を入れる
2.味噌を落として空気を抜き、ビニールをくっつけていく
3.空気を入れないように口を絞ってねじり、輪ゴムでとめる
4.もう1枚で2重に包み、口をむすぶ
5.ジップロックに入れて完成
ここでは食品用ビニール袋とシップロックを使った方法を紹介しましたが、もしも味噌の量が多いならタッパーがおすすめですね^^
ガラスやホーローだとどうしても重たいし、何より夏場に露がついたときが滑りやすくて危険!
タッパーにはニオイ移りや色移りの心配もありますが、ガラスやホーローみたいな「手が滑って落とす危険」が少ないので安心して扱うことができますよ。
ちなみにタッパーで長期間冷蔵保存するときは、味噌の表面にラップをしてそこにわさびを乗っけておくと、わさびのツンとした辛み成分のおかげでラップの隙間のカビを予防できます^^
こんな感じで↓
私は味噌を手作りするようになってからこのような形で保存するようになったんですが、1年前の味噌でもカビは生えていません。
なので味噌を長期間使わない場合は冷凍か、この方法を試してみてくださいね。
ということで、ここまで味噌の保存方法についていろいろと見てきました^^
最後にこれまでの要点をまとめておくので、もう一度振り返っておきましょう。
まとめ
- 味噌の正しい保存方法は、空気に触れないようにして冷蔵庫か冷凍庫に入れることである。
- おすすめの容器は、食品用ビニール袋&ジップロックもしくはタッパーである。
味噌はきちんと保存すれば、それだけ長く食べることができるので保存方法は本当に大事!
私自身、正しい保存方法をとるようになってからは買った味噌(無添加)だと賞味期限が切れても食べられているし、祖母から貰った味噌だと食べ終わるまでに平均で3年半~4年くらいは経っています^^(自分で手作りした味噌も1年くらい寝かせて食べているし)
だからあなたも味噌を正しく保存して、自分のペースで消費していってくださいね^^
★味噌の保存と合わせて賞味期限についてのお話もどうぞ
⇒味噌の賞味期限切れ問題ない?色々使って分かった傷みやすい種類とは?
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