「納豆味噌ってなに?」
「納豆味噌の作り方が知りたい!」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
「納豆味噌ってなに?」と思われたあなた!
納豆味噌はその名のとおり納豆と味噌を合わせた調味料のことで、どちらも大豆製品&発酵食品なので健康にも美容にもいいんですよ。
⇒納豆の効果6つとは?続けて5年の私が栄養を守る食べ方をご紹介!
⇒味噌の栄養と効果5つとは?マニアおすすめの味噌の種類はコレ!
しかも作り方は簡単だし、納豆独特の香りも味噌によって消えるのでかなり食べやすくなるし、使い道だってなにかと多いのでこれひとつで味付けを完結させられるのも嬉しいところ^^(だから1回作ったら結構ハマっちゃうんですよね)
そんな納豆味噌の作り方や使い方を今回はお話ししているので、ぜひあなたも1度試してみてください。冷蔵庫保存だと1~2週間もつので作り置きしとくと便利ですよ♪
それではさっそく納豆味噌の作り方を見ていきましょう。
10分でできる!納豆味噌の作り方とは?
まずは納豆味噌の材料からですが、今回はお試しで作れるように納豆1パック分の分量にしています^^
慣れてきたら分量を増やして作ってくださいね。
材料
- 納豆:1パック(45g)※タレは使いません
- 味噌:50g
- 砂糖:15g
- 白ネギ:1/2本
- おろし生姜:小さじ1
- 油:小さじ1(ごま油を使うと香ばしくなるのでおすすめ)
今回は簡単に作れるように最低限の材料でお話ししていますが、アレンジとしてここに豚ミンチ、しめじ、人参などをプラスしても美味しいですよ^^
さて、材料の準備ができたら納豆味噌を作っていきましょう。
納豆味噌の作り方
1.納豆を細かくする
「ひきわりじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、ひきわりでもかまいません。
私はあえて丸大豆納豆を細かくしているんですけど、その理由についてはまた後ほどお話ししますね。
ということで、丸大豆納豆を選んだ場合はまず納豆を細かく刻み、ひきわり納豆を選んだ場合はこの工程はスキップして次の工程に行きましょう。
2.白ネギは刻んだ納豆と同じくらいか、少し大きめのサイズに刻む
全体的にサイズをそろえたほうが味噌とも混ぜやすいし、口に入れたときの感触もいい感じなので、白ネギ以外の食材を入れるときも納豆と同じくらいのサイズに刻むのをおすすめします^^
3.フライパンに油をひいて熱し、中火で白ネギとおろし生姜を炒める
4.ネギに火が通ったら弱火にして、味噌と砂糖を入れる
ちなみに私は甘みの強い麦味噌とてんさい糖を使って納豆味噌を作っています^^
なので砂糖の量が15gになっていますが、もちろん使う味噌や砂糖によって甘さは変わるし、好みの味も人それぞれ。
ですから味噌と砂糖を混ぜたタイミングで味見をしてみて、そこから自分の好みに合うように砂糖や味噌で味を調節していってくださいね。
5.味噌がしっかり混ざったら火を止め、熱が取れたら納豆を入れる
熱を取ってから納豆を入れるのは、できるだけ納豆の酵素「ナットウキナーゼ(血栓を溶かす効果がある)」を壊したくないからです(ちなみに納豆菌は加熱しても死にません)
なので別に酵素とか気にならないなら、熱いときに混ぜちゃっても大丈夫^^
6.しっかり混ざったら完成
完成した納豆味噌は冷蔵庫で1~2週間、冷凍だと1ヶ月くらい保存ができるのでまとめて作っておくのがおすすめですね。
あ、そうそう!
私は納豆味噌を作るとき「丸大豆納豆」をあえて選んでいますが、それは「丸大豆」と「ひきわり」で持っている栄養の量が違うから。
だから自分の欲しい栄養に合わせて納豆を使い分けることが大事ですよ^^
ちなみに丸大豆納豆とひきわり納豆、多く持っている栄養とその効果は下のとおりです。
丸大豆納豆のほうが多く持っている栄養
- 食物繊維:便秘改善、血糖値の急上昇を防ぐ
- カルシウム:骨粗しょう症の予防、イライラ予防
- マグネシウム:高血圧予防、動脈硬化予防
- 鉄:貧血予防、疲労回復
- 亜鉛:アンチエイジング、髪を美しく保つ
- 銅:免疫力アップ、動脈硬化予防
- ビタミンB2:脂質をエネルギーに変換
- ナイアシン:肩こり改善、皮膚を健康に保つ
- 葉酸:貧血予防、動脈硬化予防、認知症予防
ひきわり納豆のほうが多く持っている栄養
- カリウム:心臓機能や筋肉機能の調節、血圧を下げる
- リン:骨や歯を正常に発達させる、心臓や腎臓の機能の維持
- ビタミンE: 紫外線から皮膚を守る、血液をサラサラに保つ
- ビタミンK:骨を健康に保つ
- ビタミンB1:疲労回復、神経の働きを維持する
- ビタミンB6:アレルギー症状の緩和、脂肪肝の予防
- パントテン酸:ストレスをやわらげる、動脈硬化予防
※栄養素の量の比較は文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参照
★もっと2つの納豆の違いを知りたい人はこちら
⇒納豆のひきわりと粒の違い2つとは?タイプによって食べ分けよう!
私は食物繊維を多く摂りたいので「丸大豆」の納豆を選ぶようにしています^^
丸大豆だと、大豆の皮が残っているおかげで食物繊維が多いんですよ。
わざわざ細かくするのはちょっと面倒ですけどね(笑)
そこで次は、納豆味噌の食べ方についてお話ししていきますね。
どうやって使う?私おすすめの納豆味噌の食べ方はコレ!
納豆味噌は、
- ご飯のお供に
- スパゲティやうどんなどの麺にからめる
- 肉と炒める
- 豆腐にのせる
- 野菜と和える
だけで十分美味しく食べられます^^
でも私のお気に入りの食べ方は、チャーハン♪
作り方(2人分)
- 炊いたご飯(2合)に納豆味噌(150~200g)を混ぜる
- フライパンに油(小さじ1/2)をひいて温める
- 卵(2~3個)を溶き、ご飯、納豆味噌と一緒にフライパンへ
- 混ぜながら炒め、卵に火が通ったら完成!
白米と一緒に食べるのもいいんですけど、納豆味噌は卵との相性がバツグン♪
だからチャーハンや玉子焼きに使うと最高に美味しいんです!
ただ、加熱するとナットウキナーゼは壊れてしまいますが…^^;
でも整腸作用のある納豆菌は熱に強くて死んだりしないので、日によって使い分けるといいでしょう。
ちなみに私は加熱する料理に納豆味噌を使った翌日は、加熱せずに食べるようにしています^^
なのでいろんな食べ方で楽しんでくださいね。
ではここまで見てきたことを最後にまとめておきましょう。
まとめ
- 納豆味噌の作り方は
- 納豆を細かくする
- 白ネギは刻んだ納豆と同じくらいか、少し大きめのサイズに刻む
- フライパンに油をひいて熱し、中火で白ネギとおろし生姜を炒める
- ネギに火が通ったら弱火にして、味噌と砂糖を入れる
- 味噌がしっかり混ざったら火を止め、熱が取れたら納豆を入れる
- しっかり混ざったら完成
である。
- 食べ方は
- ご飯のお供
- 麺にからめる
- 肉と炒める
- 豆腐にのせる
- 野菜と和える
など様々。(私のおすすめはチャーハン^^)
納豆味噌は味噌を混ぜたものなので、そのまま食べるときに塩分が気になる人も多いはず。
でも納豆や味噌には摂りすぎた塩分を体の外に出す働きのある「カリウム」が含まれているので、大量に食べなければ大丈夫!
それに心配なら他の食材と組み合わせて食べるというのもおすすめです^^
⇒味噌の塩分って大さじ1でどのくらい?一緒に食べるといい食材とは?
納豆味噌は調味料です。いろんな食材と合わせることができるので、ぜひあなたの好きな食べ方を見つけてくださいね。
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