~手作り梅酢ドリンク~
「お酢を飲むタイミングっていつがいいの?」
「お酢を飲むときの注意点が知りたい!」



こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^

お酢を飲みはじめるとき、きっと多くの人が飲むタイミングや注意点について考えるはず。

かくいう私も、今でこそお酢を飲み続けて10年以上なのでもう迷ったりしませんが、最初のうちは結構悩んだりしていました。
だってせっかくお酢を飲むんだから、ちゃんと効果を得たいじゃないですか。

なので今回は「これからお酢を飲もう」もしくは「飲み始めたばっかり」というあなたが、お酢の効果を安全かつちゃんと体感できるように

  • お酢を飲むタイミング
  • お酢を飲むときの注意点

について、お酢を飲んで10年以上の私がお話していきますよ。
知っておけば今後もう悩む必要がなくなるので、今日は最後までぜひお付き合いくださいね。

それではさっそく、お酢を飲むタイミングから見ていきましょう。


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お酢を飲むタイミングは3つ!得られる効果の違いとは?


実はお酢を飲むタイミングは「空腹時以外」ならいつでもOK。

とはいえお酢の持っている効果とあなたが欲しい効果のことを考えると、やっぱり飲むタイミングも少しは重要になってきます。

ということで、お酢を飲むタイミングを考えるならどのタイミングがあるのか…ちょっと紹介しますね。

お酢を飲むタイミング 3つ
  1. 食事中
  2. 食事後半~食後すぐ
  3. 空腹時以外の好きなとき


では次に、この3つのタイミングによってお酢の効果がどう得られるのか、1つずつ順番にお話ししていきますよ。

まずは食事中にお酢を飲んだときの効果から。

お酢を飲むタイミングその1:食事中

お酢には

  • 唾液の分泌を促進する
  • 味覚や嗅覚への刺激が脳の摂食中枢(食欲をコントロールしているところ)を刺激する

働きがあり、これによって「食欲を増やす」効果を得ることができます。

これはダイエットをしているときにはあまり欲しくない効果ですけど、夏場の食欲が落ちがちなときにはありがたいはず。
それにお酢にはカルシウム・ビタミン・ミネラルの吸収率を上げる働きもあるので、暑さで食欲が出ないときでも栄養を効率よく摂る手助けをしてくれますよ。

ちなみに私はお酢を食後に飲むことが多いんですが、夏真っ盛りのときには食事中にお酢を飲むようにしています。
最近の夏は屋外と室内の温度差がありすぎて、夏になるとどうしても食欲が落ちるんですけど、お酢と一緒だとさっぱりするしご飯もちゃんと食べられるんですよね。

また、お酢は食事中に摂ることで「血糖値の上昇を抑える」こともできますよ。

ただお酢には食欲を増やす働きがあるので、場合によっては食べ過ぎてなんの意味もなくなることがありますが…^^;

すえさやすえさや

特に冬のように食欲が増し、ごちそうを食べる機会も多いときに食事中にお酢を飲むとますます食欲がわいて食べ過ぎてしまうなんてことも(ちなみに私はそれで太りました)

なのでお酢の「血糖値の上昇を抑える」働きを得たいなら、食欲がだいぶ落ち着いた「食事後半〜食後すぐ」に飲むのがおすすめですね。

お酢を飲むタイミングその2:食事後半~食後すぐ

お酢には食後の血糖値の上昇を抑える働きがあり、食事中に一緒に摂ると効果的だと言われています。

ミツカンさんのお客様相談センターでの「お酢はいつ飲むのがいいですか?」の質問に対しても「食後の血糖値上昇を緩やかにする目的の場合は、お食事と一緒に飲むのがお勧めです」との回答になっていますしね。

でも私の経験上、お酢を食事の早い段階で飲むと食欲が増して、ついたくさん食べてしまうことが多かったんですよ。
なので食後の血糖値の上昇を抑えたいなら、個人的には食欲がだいぶ落ち着いた「食事後半から食後すぐ」のタイミングでお酢を飲むのがおすすめです。

血糖値の上昇を気にしているということはきっと食事の仕方にも気をつけているだろうし、血糖値の上がりやすいものは最初に食べず後から食べているはず。

だからそのタイミングでお酢を一緒に摂れば食欲もある程度落ち着いているし、糖質と一緒にお酢を摂れるので血糖値の上昇も抑えることができますよ。

ということで、ここまで食事とともにお酢を飲むことについてお話ししてきましたが、お酢の健康効果は他にもたくさんあります。
その効果を得るには食事中じゃなくても、空腹時以外ならいつ飲んでも得ることができますよ。

お酢を飲むタイミングその3:空腹時以外の好きなとき

お酢には

  • 高血圧予防
  • 動脈硬化予防
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞
  • 腎臓病予防
  • 冷え性改善
  • 肩こり改善
  • 便秘改善
  • 疲労回復
  • 肌が綺麗になる
  • 内臓脂肪を減らす

などの効果があると言われていて、これらの効果はお酢をいつ飲んだとしても得ることができます。
…が、継続しないとその効果を得ることはできないんですよね。

私はもともと末端冷え性で夏も手が冷たい人間だったんですけど、お酢を飲みはじめてから冷え性が治ったと感じるまでに3ヶ月くらいかかりました。

肌に関してはもっと長くて、大人ニキビができにくくなったと感じたのがお酢を飲みはじめてから半年、肌がきれいになったなと感じるまでに1年はかかりました。


それにお酢は薬ではないので、お酢を飲んでいるからといって必ず良くなるわけでもありません。

お酢を飲んでいても暴飲暴食をしたり、あまり寝ていなかったりすると肌は悪くなるので、お酢を飲みつつ自分の生活を見直すようにしましょう。

ということでここまでお酢を飲むタイミングについてお話ししてきましたが、実はお酢って飲むタイミングよりも「飲み方」のほうが大事なんですよ。

私は飲み方を間違えて一度病院のお世話になっているので、それを防ぐためにも「お酢を飲むときの注意点」はしっかり覚えておきましょう。


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絶対に守ること!お酢を飲むときの注意点は4つ


お酢は体にいいんですけど、飲み方を間違えると体の色んな部分に害が出てきます。
実際に私も飲み方を間違えて体調を崩したことがあるので、ここでは私の実体験も一緒にお話しますね。

それではまず、どんな注意点があるのか一覧で見てみましょう。

お酢を飲むときの注意点 4つ
  1. たくさん飲まない
  2. 濃いまま飲まない
  3. 空腹時に飲まない
  4. 飲んだあと口をそのままにしない


では、1つずつ詳しくお話ししていきますね。

お酢を飲むときの注意点その1:たくさん飲まない

お酢は体に良いし、早く効果を感じたいからとつい多く飲んでしまいがち。

でもお酢を飲む量は1日に多くても「30ml(大さじ2)」までにしておきましょう。
市販のお酢飲料なら飲み方について書かれているはずなので、その分量に従ってください。

というのも、お酢には血液中のものを溶かす働きがあって適量飲むぶんには血液がサラサラになっていいんですが、飲みすぎると赤血球が壊されすぎて「貧血」になってしまう可能性があるんですよね。

また、お酢を摂りすぎると胃酸がたくさん出て「逆流性食道炎」を引き起こしやすくなります。

大事なのはたくさん飲むことじゃなくて少量でも続けることなので、焦ってたくさん飲まなくても大丈夫!
私は食事で「酢の物」とかお酢を使ったものを食べたときは、飲むのをお休みしたりしているので、あなたもお酢を飲むときは食事によって飲む量を調節してくださいね。

さて、飲むお酢の分量が分かったところで、次に注意しないといけないのがお酢の濃さです。

お酢を飲むときの注意点その2:濃いまま飲まない

お酢の酸は強いので、濃いまま飲むと口・食道・胃の粘膜を傷つけてしまうんですよ。

私もお酢を飲みはじめたころ胃痛を起こして病院に行ったことがあるんですが、そのときお医者さんに「お酢を飲んだ後に食道がヒリヒリする感覚があったり、飲んで数分後に胸焼けが起こるときはお酢が濃い証拠」だと言われました。

それと薄め方がしっかり書かれている市販の飲むお酢と違って、自家製は薄め方があいまいになるので濃いめで飲んでしまう人も多いんですって。

せっかくお酢は健康や美容にいいと言われているのに、お酢で体調を悪くするのは残念過ぎますよね…。

だからお酢を飲むときは市販のものは飲み方に従い、自家製のものは飲むときに喉がヒリヒリしない程度まで薄めてから飲むようにしましょう。

そしてしっかり薄めたとしても空腹時には飲まないようにしてくださいね。

お酢を飲むときの注意点その3:空腹時に飲まない

お酢をしっかり薄めたとしても、空腹時に飲むと刺激になるのでよくありません。

私はある夏の日の朝、寝ぼけた頭をさっぱりさせたくてしっっっっかり薄めたお酢を飲んだんですが、ちょっと経ってから微妙な胃の不快感に襲われました。

本当にかなり薄めたお酢だったので薬を飲むほどの痛みや胃もたれではなかったんですけど、半日くらいはずっと胃がもやもやしていました。

しっかり薄めていたから刺激も少なくて済んだんでしょうが、薄めたとしても胃に良くないので空腹時にお酢は飲まないようにしましょう。

ということで、ここまでは飲み方についてのお話でしたが、最後の注意点はお酢を飲んだ後のことについてです。

お酢を飲むときの注意点その4:飲んだあと、口をそのままにしない

お酢を飲んだ後に何も口にする予定がないときは、口を水でしっかりすすぎ、ひと口だけお水を飲むようにしてください。

お酢が歯についたままだとお酢の酸によって歯のエナメル質が溶けてしまうので、うがいでお酢の酸を落とすようにしましょう。
食道も酸には弱いので、ひと口でもお水を飲んで食道の粘膜についたお酢を流しておくと安心です^^

ちなみに歯磨きですが、口をすすいでから必ず30分以上あけてからすること。
お酢を飲んですぐに歯磨きをすると、お酢によって柔らかくなったエナメル質を傷つけることになってしまうので絶対しないようにしてくださいね。

ちなみに私はお酢を飲んだ後に口を放置していたら、半年くらい経ってから「知覚過敏」になりました^^;

お医者さんいわく、歯のエナメル質が薄くなると初期症状として「知覚過敏」が出てくるとのこと。
日頃から気をつけておけばエナメル質が薄くなることはないので、あなたは私みたいにならないように気をつけてくださいね。

歯のエナメル質が薄くなっているかどうかは「歯の先端部分が透明になっているか」どうかで分かります(透明だとエナメル質が薄くなっている)

でも、薄くなっていてもエナメル質は自然再生するので、食生活などに気をつけていれば治るそうですよ。
ただ、エナメル質が完全になくなると再生できなくなるので要注意です。


ということで、お酢を飲むときの注意点を見てきました。
最初にお話しした「お酢を飲むタイミング」も含めて要点をまとめたので、最後にもう一度ふり返ってみましょう。

まとめ

  • お酢を飲むタイミングは3つあり
    1. 食事中:食欲低下が気になる夏におすすめ
    2. 食事後半~食後すぐ:ダイエットをしているときにおすすめ
    3. 空腹時以外の好きなとき

    である。

  • 飲むときは
    1. たくさん飲まない
    2. 濃いまま薄める
    3. 空腹時に飲まない
    4. 飲んだあと口をそのままにしない

    ように気をつけること。


今回はお酢を飲むタイミングや注意点についてお話ししましたが、適量を守り、飲んだ後のケアをちゃんとしていれば、お酢は健康にも美容にも効果的です。

とはいえお酢は薬ではないので、お酢を飲んでいれば絶対にその効果を得られるというわけでもありません。
私もお酢を飲んでいるのにもかかわらず肌が荒れたり、太ったりしましたし…。

お酢はあくまでも食品。
サポート的役割しかしてくれないので、お酢を飲みつつ自分の食生活を見直すことが大事ですね。

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ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
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