「みかん酢の作り方が知りたい!」
「みかん酢にはどんな効果があるの?」



こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^

私はここ3年ほど手作り果実酢にハマっているんですが、そんな私のお気に入りが「みかん酢」。

他の果実酢と違って使える料理が多いし、みかんの爽やかな香りでお酢のクセがめちゃマイルドになって美味しいんですよね~。


だから今回は、あなたにもみかん酢を楽~な気持ちで試してもらうべくみかん酢の作り方&使い方をお話ししていきますよ♪

それとみかん酢の気になる効果も紹介しているので、最後までお楽しみに!


ということでさっそく、みかん酢の作り方から見ていきましょう( *´艸`)


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みかん酢の作り方とは?


みかん酢の作り方はとっても簡単!
準備するものも作業も少ないので、本当にささっとできちゃうんです^^

どれだけ簡単にみかん酢ができるのか…さっそく材料から見ていきましょう。

みかん酢の材料

  • みかん:100g
  • お酢:200cc
  • はちみつ:150g


市販ではなかなか会えないけど、もしも「無農薬みかん」が手に入ったならぜひ皮ごと使うのがおすすめ!

というのも、実だけを使ったみかん酢よりも香りが良くなるし、栄養もぐぐっとアップするんですよね。(みかんの皮は「陳皮(ちんぴ)」といって漢方の材料にもなるくらいだし^^)

もちろん、実だけをつかったみかん酢でも体にうれしい効果はあるのでご安心を^^(効果については後ほど)


ではみかん酢の材料が分かったところで、お次はいよいよ作り方を見ていきますよ~。

みかん酢の作り方

1.容器を熱湯消毒or食品用アルコールで殺菌する

2.みかんをしっかり洗ってから水気をふき、皮をむく


農薬使用のみかんを使う場合、みかんに農薬がついたまま皮をむくと手についた農薬にうついてしまいます^^;

なので無農薬みかん以外は、しっかり洗うこと!


無農薬みかんを使うなら、洗いは表面の汚れがおちる程度でOK。(そのあと水気を拭き取ってください^^)

3.みかんを横にして半分に切る


私がつかったみかんは小さめだったので半分に切っていますが、みかんが大きいときは3等分にしましょう。
無農薬みかんの場合は、皮ごとカット

4.消毒した容器にみかん・お酢・はちみつを入れる

5.ビンにフタをして軽くまぜる


はちみつは完全にとけていなくても大丈夫!
自然と溶けてくるものなので、無理にかき混ぜたりしないこと^^

6.涼しい場所で1週間ほど保管したら完成

お酢とはちみつを混ぜるために、1日1回は必ずフタをしたまま上下逆さまにして混ぜましょう。
だいたい3~4日くらいで、はちみつが溶けてきます^^

そしてみかん酢が完成したら、これからお話しする方法で保存し早めに使い切るようにしてくださいね。

完成したみかん酢の保存方法

完成したみかん酢は冷蔵庫に入れ、だいたい1ヶ月を目安に食べきるようにします^^

実を漬けたままだと2~3週間ほどでお酢がにごり始めるので、漬けた実は完成後3~4日くらいでとりだすのがおすすめかな。

すえさやすえさや

みかんがお酢から出ているとカビの原因にもなるので、みかんがたくさん浮くようなら完成後にすぐ取り出してもOK!

ちなみに、取り出したみかんはそのままヨーグルトのトッピングにしたり砂糖をプラスしてジャムにするほか、みかん酢と一緒に料理にも使えますよ^^

参考までに私がよくやっている使い方を紹介するので、もしよかったら試してみてくださいね♪

みかん酢(実も含む)の使い方

~みかん酢を使った酢の物~

みかん酢の一番手軽な使い方は「ドリンク」でしょう。
ホットでもクールでも美味しいので、

  • お湯
  • 炭酸水
  • 牛乳
  • 豆乳

などいろんなもので割って楽しめますよ^^(飲むときに実をほぐすと、つぶつぶ食感でさらに美味しい!)

★お酢を飲むことについて参考にどうぞ
お酢を飲むタイミングは3つ!欲しい効果に合わせて飲む時間を決めよう

みかん酢は、ほかにも

  • 酢の物
  • 鶏の照り焼き(いつもの照り焼き調味料にみかん酢をプラス)
  • 豚しゃぶサラダ(ドレッシングがわりに)
  • 鶏肉の甘酢煮

など使い道はいろいろあります^^

すえさやすえさや

ちなみに我が家では、みかん酢は酢の物をするときに大活躍!

夫は酸味が苦手なので黒酢や米酢だと嫌がるんですよね。
でもみかん酢だと酸味はマイルドだし香りもGood!

夫の食いつきもいいので、お酢が苦手な人には結構おすすめかな♪


ということで、ここまでみかん酢の作り方について見てきました。

みかん酢は準備するものも少ないし作り方も超簡単なので、きっとあなたもすぐに食べてみたくなったはず( *´艸`)


でもちょっと待って!
せっかくみかん酢を作って食べるなら、その効果も知っておいたほうがお得ですよ♪

というのも、みかん酢は続けると体にうれしい効果を5つもゲットすることができるんですよね^^
だから続けるモチベーション維持のためにも、期待できる効果について知っておきましょう!


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みかん酢を続けて得られる効果は5つ!


みかん酢はみかんとお酢、両方の効果を一緒にゲットすることができます^^

その中でも今回は「みかん酢」にすることで、相乗効果によって効果をより期待できるものを5つ紹介しますね。

★お酢だけの効果はこちら
お酢の効果はなんと10個も?長く続けて健康&美肌をゲットしよう!


それではさっそく、みかん酢にはどんな効果が期待できるのか一覧でちょっと見てみましょう。

みかん酢の効果 5つ
  1. 骨粗しょう症予防
  2. 脳卒中予防
  3. 風邪予防
  4. 便秘の予防と改善
  5. 美肌


みかん酢は健康だけでなく、美容にも効果はばっちり!

ここからはどんな相乗効果が働いているのか、みかんとお酢それぞれの栄養について見ていきますよ~。

みかん酢の効果その1:骨粗しょう症予防

骨粗しょう症予防に効果的な成分

  • βクリプトキサンチン(みかんの色素成分):骨の代謝を助ける
  • 酢酸(お酢の成分):カルシウムの収集率を上げる


みかんに含まれる「βクリプトキサンチン」は、実ではなくに多く含まれています^^
だからみかん酢に使うみかんは無農薬で「皮ごと」使うのがおすすめ!

そのままのみかんだと皮を食べても美味しくないけど、みかん酢にしたみかんの皮は甘くて柔らかくなっているので美味しく食べることができますよ。

すえさやすえさや

私は柚子と同じように、細かく刻んで酢の物とかドリンクで楽しんでいます♪

みかん酢の効果その2:脳卒中予防

脳卒中予防に効果的な成分

  • βクリプトキサンチン(みかんの色素成分):強い抗酸化作用で動脈硬化を予防
  • ヘスペリジン(みかんの成分):血管を強くする、高血圧予防
  • 酢酸(お酢の成分):高血圧予防


みかんの「ヘスペリジン」という成分は、みかんをむいたとき実についている白いスジにたくさん含まれています^^

だからみかんのをむいて使うときは、白いスジをわざわざとったりせずにそのまま使うようにしましょう!

みかん酢の効果その3:風邪予防

風邪予防に効果的な成分

  • ビタミンC(みかんの成分):風邪ウイルスを退治する
  • シネフィリン(みかんの成分):ビタミンCとの相互作用で免疫力が上がる
  • アミノ酸(お酢の成分):粘膜を正常に保って免疫力を高める
  • 酢酸(お酢の成分):疲労回復効果


ビタミンCが風邪予防に効果的なのは有名な話ですが、実はビタミンCって「水にとけやすく熱に弱い」んですよね^^;

だからビタミンCを摂るのってちょっと大変なんですが、みかん酢なら

  • 水(炭酸水)割り
  • 酢の物
  • ドレッシング

などなど、溶け出たビタミンCも一緒に加熱せず食べられる方法がたくさんあるのでめっちゃ楽!

みかん酢の効果その4:便秘の予防と改善

便秘の予防と改善に効果的な成分

  • ペクチン(みかんの成分):食物繊維で整腸作用がある
  • 酢酸(お酢の成分):腸内の悪玉菌の繁殖を抑える


みかんに含まれるペクチンは、みかんの白いスジに多く含まれています^^

白いスジを残したみかんをみかん酢にするとちょっと見た目が残念ですけど、体にうれしい栄養はたっぷり。

すえさやすえさや

普通にみかんを食べるときも、白いスジはそのままで食べるようにしたいですね!

みかん酢の効果その5:美肌

美肌に効果的な成分

  • ビタミンC(みかんの成分):コラーゲンの生成を助ける
  • ヘスペリジン(みかんの成分):ビタミンCをサポート
  • 酢酸(お酢の成分):ビタミンCが壊れるのを抑える


みかん酢に期待できる「便秘改善」の効果も、腸にたまった便の毒素による吹き出物を予防できるので美肌には効果的!

しかもお酢にはシミやシミの原因になる「過酸化脂質」が体内でできるのを抑える働きもあるため、続けることで美肌を維持できるでしょう。


ちなみに私は体にいいと言われる「黒酢」を飲んでいた時期もあるんですが、やっぱり「みかん酢」のほうが美味しくて続けやすいのでおすすめです^^

すえさやすえさや

みかん酢を飲んだら、もう黒酢はクセがありすぎて飲めませんでした…。

ということで、ここまでみかん酢の効果について見てきました。

ちょっと長くなってしまったので、肝心な「みかん酢の作り方」を忘れてしまった人も多いかもしれませんね^^;
なので最後に要点だけをもう一度チェックしていきましょう!

まとめ

  • みかん酢の作り方
    1. 容器を熱湯消毒or食品用アルコールで殺菌する
    2. みかんをしっかり洗って(無農薬みかんなら汚れを落とす程度でOK)から水気をふき、皮をむく
    3. みかんを横にして半分に切る
    4. 消毒した容器にみかん・お酢・はちみつを入れる
    5. ビンにフタをして軽くまぜる
    6. 涼しい場所で1週間ほど保管したら完成

    である。

  • みかん酢の保存は冷蔵庫で、だいたい1ヶ月を目安に食べきること。
  • みかん酢の効果5つとは
    1. 骨粗しょう症予防
    2. 脳卒中予防
    3. 風邪予防
    4. 便秘の予防と改善
    5. 美肌

    である。


みかん酢の効果は続けることで得られるものですが、個人的にみかん酢を続けるのはすごく簡単だと思います( *´艸`)

だって材料少ないし~作り方は簡単だし~なにより美味しい!
一度試してみたらその食べやすさに、あなたもきっとびっくりするはずですよ♪


ただ、みかんは夏だと手に入りにくいのがマイナスポイントかな^^;
とはいえ季節のものとして楽しめるので、夏は夏でほかの果実酢をお試しするのもおすすめです♪

~続けて健康に!手作り果実酢シリーズ~
第1弾:ぶどう酢・マスカット酢
ぶどう酢&マスカット酢の作り方とは?飲む以外にも料理にいろいろ!
第2弾:りんご酢
りんご酢の作り方は簡単!漬けた実も美味しく食べる方法とは?
第3弾:ザクロ酢
ザクロ酢の簡単な作り方を紹介! 美容に嬉しい効果とは?
第4弾:柿酢
仕込みはたったの10分!柿酢の失敗しない作り方とは?
第5弾:バナナ酢
バナナ酢の簡単な作り方とは?気になる飲み方&3つの効果も紹介!
第6弾:いちご酢
いちご酢の作り方とは?美味しく飲んで得られる効果4つをご紹介!
第7弾:ブルーベリー酢
ブルーベリー酢の作り方は超簡単!ミツカンと味や成分はどう違う?
第8弾:みかん酢
みかん酢の作り方!マニアの使い方&気になる効果5つとは?
第9弾:梅酢
梅酢ドリンクの作り方&保存方法をご紹介!気になる効果効能のお話も
第10弾:レモン酢
レモン酢の効果は6つ!作り方やレモン酢を使ったレシピもご紹介

ハピパリ運営者 “ すえさや ” ってどんな人? 

  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
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