「梅酢ドリンクの作り方が知りたい!」


こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^

5~6月になるとお店で見かけるようになる青梅ですが、これ、梅酢ドリンクにするとすごく美味しいんですよね♪

すえさやすえさや

私はこれまでいろんな果実酢を試してきたんだけど、梅酢ドリンクはトップレベルの美味しさだし、飲みやすさでいうと1番なんじゃないかな。

でもこんな美味しい梅酢ドリンクも、作ることができるのはホントに限られた時期だけ…^^;

なので青梅を手に入れたら、この機会にぜひ一緒に梅酢ドリンクを作ってみましょう!
ここでは作り方はもちろん、保存方法や気になる効果効能のお話もしているので、きっとあなたの参考になるはず♪


ということでさっそく作り方から見ていきましょうか^^


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漬けた後は待つのみ!梅酢ドリンクの作り方

~梅酢ドリンクの仕込み中~

梅酢ドリンクに欠かせない梅は、市販だと1kgとか量多めで販売されていることが多いですよね。

私はいつも全部梅酢ドリンクに使い切っているので、梅以外の材料の量も多めになっています。

なのでもしも「梅酢ドリンクを少量で作りたい!」というときは、それぞれ調節をしてくださいませ^^


では材料を見ていきますよ~。

梅酢ドリンクの材料

  • 青梅Lサイズ:1kg
  • 氷砂糖:1kg(ハチミツでも美味しいけどハチミツはお金かかる^^;)
  • お酢:1Lまたは2L(1Lだと甘めに、2Lだとすっきり酸味ありに仕上がる)


使う青梅はどれでもいいと思いますが、私は梅酢ドリンクを作るときいつも「南高梅」を使っています^^
南高梅は肉厚でやわらかく、漬けるとトロトロでめちゃくちゃ美味しくなるのでおすすめですね!

それと、使うお酢は個人的に黒酢がおすすめかな。(今回も私は黒酢使用)
というのも黒酢は他のお酢に比べてアミノ酸が豊富なので、より美味しくなる&体にもいいんですよ。

もちろん違う種類のお酢同士を混ぜて作ってもOK!
梅もお酢も、あなたの好きな組み合わせでどうぞ♪


では材料がそろったので、次はいよいよ作り方を見ていきますよ~( *´艸`)

梅酢ドリンクの作り方

1.ビンをよく洗って、消毒する


容器の消毒は

  • 熱湯
  • 食品用アルコール
  • アルコール度数が35度以上のお酒(ホワイトリカーとか焼酎)

を使いましょう。

私が今回使うビンは熱湯厳禁だったので、食品用アルコールを使用しました^^

2.梅のヘタをとる


梅のヘタは爪楊枝とか竹串で簡単に取ることができます。
個人的に竹串のほうがしっかりしていて扱いやすかったのでおすすめです!

3.梅を洗って、1個ずつ水気をしっかり拭き取る

4.梅をフォークで4ヶ所くらい刺す

5.ビンに材料を入れる


入れるときは氷砂糖と梅が交互になるようにし、最後にお酢を入れましょう。

6.蓋をして冷暗所に置く

氷砂糖が溶けきるまで時々ビンを揺らしてくださいね。
そうすることで溶けた氷砂糖がまんべんなく行きわたります^^

7.1ヶ月~3ヶ月くらいで完成

~1ヶ月では氷砂糖が溶けきらない場合も~

私は梅のエキスをしっかり出したい&梅をトロトロにしたいので3ヶ月は漬けますが「早く飲みたい!」という人は1ヶ月くらいで飲んでもOK。

ただし状態によっては1ヶ月でも氷砂糖が溶けきっていないことがあるので、そのときは氷砂糖が溶けてから飲んでくださいね^^

注目\_(。・∀・)

生の梅には「アミダグリン」という成分が含まれていて、これが酵素によって分解されると青酸になります。(なので、生の梅はそのまま食べると中毒症状を起こす可能性あり)

アミダグリンは漬ける段階で分解されるので、梅酢ドリンクものんびり待ってから楽しむと安心です。


さて、梅酢ドリンクの作り方はこれでおしまい!
きっとあなたの梅酢ドリンクも美味しく出来上がるに違いありません♪

そんな梅酢ドリンクを美味しいまま楽しむためにも、お次は保存方法について見ていきましょう。

梅酢ドリンクの保存ってどうする?


まず、梅酢ドリンクが完成したら漬けてあった梅をすべて取り出してください^^
漬けたままだと梅がどんどんドロドロになって、最終的に梅酢ドリンクそのものまで傷んでしまうので…。

ちなみに、取り出した梅はとろとろ梅に大変身!

甘くできているのでそのままデザートとして食べることができますよ♪(お酢が苦手な夫も美味しいと絶賛していたので、かなり食べやすいはず)


そして梅酢ドリンクですが、1番安心して保存できるのはやっぱり冷蔵庫です。

雑菌の増殖を抑えられるのはもちろん、冷たい状態で飲めるので美味しさの観点からいっても冷蔵庫がおすすめですね^^


…でも実は梅酢ドリンクは殺菌効果のあるお酢をたくさん使っているので「常温」でも保存が可能なんです。

私もつくった梅酢ドリンクは、

  • 飲むぶん:別のビンにうつして冷蔵庫へ
  • 飲まないぶん:常温で保存(1年は余裕でもつ)

という感じで保存を分けていますし、常温で保存したからといってすぐに傷むわけではありません。

すえさやすえさや

むしろ常温においていると、酸味がまろやかになってより美味しくなっていました。

あ、ただ夏場に常温で保存するなら、梅酢ドリンクは日の当たらない涼しい場所に置いておくのをお忘れなく!


ということで、ここまで梅酢ドリンクの作り方と保存についてみてきました^^

ヘタを取ったり水で洗って1つずつ拭いたり、慣れないうちは「ちょっと手間だな~」と感じるかもしれません(笑)


でも梅酢ドリンクは完成してしまえば長く保存できるし、美味しいし、しかも体にもいいんですよ♪


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梅酢ドリンクの気になる効果効能とは?


青梅には、

  • 有機酸(クエン酸やリンゴ酸など):疲労回復効果、腸内の悪玉菌を抑える
  • ビタミンA:鼻や喉などの粘膜を菌から守る
  • ビタミンC:コラーゲンの生成を助ける
  • ビタミンE:抗酸化作用、抗炎症作用
  • カリウム:むくみや高血圧の予防
  • マグネシウム:高血圧や生活習慣病の予防
  • カルシウム:骨や歯の材料になる
  • 鉄:貧血の予防

など嬉しい栄養が含まれているんですが、残念なことに生で食べることはできません。(青梅のアミダクリンという成分が酵素によって分解されると青酸になり、中毒症状を起こす可能性があるから)

でも梅酢ドリンクにすることで青梅だって美味しく食べられるようになるし、お酢に栄養が流れ出たとしても飲むことで余すことなく摂ることができます^^

それにお酢と一緒になることで、お酢の効果もゲットできるのが嬉しいところ!
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そのお酢だってそのままだとちょっと飲みにくいけど、梅酢ドリンクにすればお酢が苦手な人でも美味しく飲めるので、お酢と梅は最高の組み合わせなんですよね。

だからあなたもお店で梅を見かけたら、ぜひ試してみてください( *´艸`)


それではここまで見てきたことをまとめていくので、もう一度ふり返ってみましょう。

まとめ

  • 梅酢ドリンクの作り方は
    1. ビンをよく洗って、消毒する
    2. 梅のヘタをとる
    3. 梅を洗って、1個ずつ水気をしっかり拭き取る
    4. 梅をフォークで4ヶ所くらい刺す
    5. ビンに梅と氷砂糖を交互に入れた後、お酢を入れる
    6. 蓋をして冷暗所に置く
    7. ときどき揺すりながら、1ヶ月~3ヶ月くらいで完成

    である。

  • 完成した梅酢は、漬けた梅を全て取り出した後に冷蔵庫または常温で保存する。
  • 梅酢ドリンクは梅の
    • 有機酸(クエン酸やリンゴ酸など)
    • ビタミンA、C、E

    などの栄養の他に、お酢の栄養も一緒に摂ることができる。


梅は1年の中でも手に入れられる時期が限られているうえ、その期間も5~6月と短いです。
だから梅酢ドリンクを作るなら、たくさん買って一気に漬けておくのがおすすめ!

梅酢は常温でも1年くらいは余裕でもつし、飲むぶんだけ他の容器に移して冷蔵庫に入れておけばいつでも美味しく飲めますしね♪


あ、でも飲みすぎには気をつけること。
胃を痛めてしまいますよ^^;

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  • 「広島県」出身の「福岡県」住まいのアラサー主婦(生い立ち
  • 発酵食品と猫LOVE
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