「りんご酢の作り方が知りたい!」
「りんご酢に使ったりんごはどう消費したらいい?」
こんにちは、発酵食品マニアのすえさやです^^
市販でも売られている飲むりんご酢、実は家でも簡単に作ることができるんですよね。
手軽にりんご酢を飲むという点では市販のものが優秀なんですけど、私はどうしてもゴミが出るのとか黒酢のツンとする感じが苦手で^^;
他のお酢でもりんご酢を飲んでみたくて手作りを始めました。
手作りのりんご酢は香料を使わないのでりんごの香りはふんわりと感じる程度ですが、無添加なのが良いところ。
お酢も砂糖も使うりんごも自由に変えられるので、自分好みにカスタマイズすることができますよ。
ちなみにりんご酢を手作りしたときに困りがちな「漬けたりんごの消費方法」についてもお話ししているので、作り方と一緒に参考にしてみてくださいね。
それではさっそくりんご酢の作り方を見ていきましょう。
簡単!りんご酢の作り方とは?
りんご酢の材料
- りんご:1個
- お酢:400ml
- 砂糖:200g
お酢に漬けたりんごはやわらかくなるので、食感がしっかりしているりんごを使うのが個人的にはおすすめです(例:ふじりんご)
ジョナゴールドなどの食感がやわらかいりんごを使っても美味しくできますが、りんごを早く取り出さないとずわずわになるのでそこだけ気をつけてくださいね。
また使うお酢ですが、酸味やクセの少ない米酢やりんご酢だと飲みやすいりんご酢になりますよ。
砂糖について
使う砂糖は上白糖、グラニュー糖、ザラメ、黒糖、氷砂糖など何でも大丈夫。
はちみつでもかまいません。
ただ、氷砂糖以外の甘味料はりんご酢の持ちが長くありません(詳しい期間については後ほどお話しします)
なので氷砂糖以外で作るときは大量に作らないようにしましょう。
りんご酢の作り方
1.容器を熱湯消毒or食品用アルコール消毒しておく
2.りんごを流水でよく洗って水気を拭き取り、容器に入る大きさにカットする
りんごに水がついたままだと傷みやすくなるので、りんごを洗った後は水気をしっかり拭き取ってくださいね。
3.容器にお酢とりんごと砂糖を入れてフタをし、冷暗所で保存
翌日くらいからりんごの皮の色がだんだん抜けていきます。
3~4日経つ頃には身の部分も茶色っぽく変わってくるんですが、完成に近づいているサインなので安心して大丈夫。
4.1日に1回ビンを振って混ぜ、1週間後に完成
りんご酢を飲むときは大さじ1杯のりんご酢に対して、6~7倍の水で割るとちょうどいいですよ。
濃いまま飲んだり空腹時に飲むと胃が痛くなるので気をつけてくださいね。
それと漬けたりんごですが、2週間くらいで取り出すようにしましょう。
入れたままでも大丈夫ですけど、どんどん酸っぱくなるので人によっては食べにくいと感じるかもしれません。
2週間くらいならりんごの甘みもまだ残っている状態なので、りんごも美味しく食べられますよ。
りんご酢の保存方法と保存期間
氷砂糖を使った場合
- 常温での保存もOK(夏場は冷蔵庫が安心)
- 1年くらいで飲みきるようにする
氷砂糖以外を使った場合
- 冷蔵庫で保存する
- 1ヶ月で飲みきるようにする
氷砂糖で作った場合も氷砂糖以外で作った場合も、りんごがお酢から出っぱなしになっていると傷みやすくなります。
長く持たせるためにも1日に1回、りんごがお酢に浸かるようにビンを振るか、お酢をとるついでにりんごをお酢に浸してくださいね。
とはいえお酢が減ってくるとりんごを浸けること自体が難しくなってくるので、個人的には早い段階でりんごを全部取り出してジャムにするのがおすすめです。
お酢に漬けたりんごを使ったジャムの作り方
お酢漬けりんごジャムの材料
- 漬けていたりんご:100g
- 水:大さじ1
- 砂糖:大さじ2
お酢漬けりんごジャムの作り方
- 漬けていたりんごを粗めのみじん切りにする
- 耐熱容器に材料を全て入れて混ぜる
- ラップをせずに電子レンジに入れて加熱
- ぶくぶくなったら取り出してかき混ぜる
※湯気がお酢の香りでツンとするので注意 - 3と4をりんごが透明になるまで繰り返す
- 消毒済みの瓶に入れたら完成(冷蔵庫で保存すること)
お酢漬けりんごのジャムはお酢独特のツンとした香りや喉にくる感じがなく、そのまま食べることができます。
パンにぬったりヨーグルトに入れたりと使い道も広がるので、りんご酢に使ったりんごの消費に困ったらとりあえずまとめてジャムにするのがおすすめですね。
ちなみにお酢漬けりんごジャムの保存期間は、冷蔵庫でだいたい3週間ほどなのでそれまでに食べきるようにしましょう。
ということで、りんご酢の作り方とお酢に漬けたりんごの消費方法についてでした。
ここまで見てきたことをざっとまとめておきますね。
まとめ
- りんご酢の作り方は
- 容器を熱湯消毒or食品用アルコールで消毒する
- りんごを適度な大きさにカット
- 容器にお酢とりんごと砂糖を入れて冷暗所で保存
- 1日に1回ビンを振って混ぜ、1週間したら完成
である。
- お酢漬けりんごの処理はジャムがおすすめ
- お酢漬けりんごジャムの作り方は
- お酢漬けりんごを粗めのみじん切りにする
- 耐熱容器にりんごと水と砂糖を入れてレンジで加熱
- ぶくぶくなったら取り出して混ぜる
- りんごが透明になるまで加熱と混ぜるを繰り返す
- りんごが透明になったら完成
である。
りんご酢はほのかなりんごの香りとやさしい甘さが美味しい果実酢です。
りんごも年中手に入るし、りんご酢を継続しやすいですよね。
それにりんごはお酢に漬けていても実が崩れたり食感が大きく損なわれたりしないので、漬けた実も美味しく食べられるのが嬉しいところ。
私はこれまでいろんな果実酢を作ってきましたけど、りんご酢が一番手間なく簡単に作れて消費も楽にできる果実酢だなと思っています。
お酢や砂糖の組み合わせで色んな味も楽しめるので、ぜひあなたもいろんなりんご酢を作ってみてくださいね。
第1弾:ぶどう酢・マスカット酢
⇒ぶどう酢&マスカット酢の作り方とは?飲む以外にも料理にいろいろ!
第2弾:りんご酢
⇒りんご酢の作り方は簡単!漬けた実も美味しく食べる方法とは?
第3弾:ザクロ酢
⇒ザクロ酢の簡単な作り方を紹介! 美容に嬉しい効果とは?
第4弾:柿酢
⇒仕込みはたったの10分!柿酢の失敗しない作り方とは?
第5弾:バナナ酢
⇒バナナ酢の簡単な作り方とは?気になる飲み方&3つの効果も紹介!
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⇒いちご酢の作り方とは?美味しく飲んで得られる効果4つをご紹介!
第7弾:ブルーベリー酢
⇒ブルーベリー酢の作り方は超簡単!ミツカンと味や成分はどう違う?
第8弾:みかん酢
⇒みかん酢の作り方!マニアの使い方&気になる効果5つとは?
第9弾:梅酢
⇒梅酢ドリンクの作り方&保存方法をご紹介!気になる効果効能のお話も
第10弾:レモン酢
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